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トップメッセージ

さらなる成長に向けて

代表取締役社長 武澤 恭司

中期経営計画初年度を振り返って

 中期経営計画の初年度であった2014 年度の東洋建設グループの経営成績は、3 期連続での増収増益並びに初年度計画を達成しました。また、株主様への配当も2 期連続で2 円増配することができ、ステークホ ルダーの皆さまのご期待に沿うことができたと考えています。
 セグメント別の業績は、国内土木事業、国内建築事業が順調に受注高を伸ばし、工事採算の改善により利益が増加しました。特に建築事業は採算重視の営業取り組みが奏功し、利益率が大幅アップとなり5 期ぶりにセグメント利益を計上することができました。一方、海外事業は、ケニア等の大型港湾工事が順調に推移したものの、一部工事の発注が今期にずれ込んだことなどにより、売上高が計画に達せず、利益はほぼ横ばいとなりました。
 このように中期経営計画初年度は、連結営業利益計画41 億円に対して59 億円と、18 億円上積みするなど大きな成果を残すことができました。

2015年度の目標と取り組みについて

 中期経営計画初年度に、計画3 年目の目標である連結営業利益50 億円以上をクリアしましたので、2015 年度計画ではより高い目標として「連結営業利益60 億円以上」をめざすこととしました。
 国内土木事業は、基幹事業としての成長を維持させるため、自航式多目的船の建造並びに既存作業船の改修等や港湾プロジェクトへの積極的取り組み、顧客対 応力の強化を行い、事業量の維持・拡大と収益力向上をめざしてまいります。国内建築事業は、採算重視の取り組みを継続し、より一層の利益率アップを図ってまいります。海外事業は、発注が延期となった大型港湾プロジェクトの獲得をめざすとともに、リスク管理の徹底を継続し、事業量と収益の拡大をめざしてまいります。
 計画達成のためには、今まで以上に営業力、コスト競争力、技術力の強化が不可欠です。また、将来のさらなる成長には人材育成が欠かせません。教育プログラムをブラッシュアップするほか、若手職員に短期海外勤務を経験させるなど、会社の宝である「人」を育てていくことに注力してまいります。

社会、環境、コーポレート・ガバナンスについて

 建設業を営む企業として、より良い品質の建築物や構造物を適正な価格で造ることは当然のことです。国土交通省局長表彰に代表される外部からの表彰は、当社の品質や技術力の高さの証左の一例でもあります。今年度も現場の高い技術力に加え、本社や研究所、支店が一体となってサポートすることで、高い品質を確保していきたいと考えています。
 一方、建設工事は環境に与える負荷が大きいことから、環境に配慮した設計や施工方法、使用する作業船の環境対策の実施などが求められています。当社グループでは、コア事業である海上土木工事に使用する作業船の環境対策を計画的に実施しており、今期はポンプ浚渫船の主エンジンの換装、グラブ浚渫船の発電機の交換などを予定しています。
 コーポレート・ガバナンスにつきましては、継続的に強化に取り組んでいますが、2015 年6 月1日から施行された「コーポレートガバナンス・コード」の基本原則をベースとして、当社グループにとって最善と考えられるガバナンス体制の構築を進めてまいります。

 

 世界的に見ても自然災害が多く発生する我が国では、国民の安全・安心を守るために我々建設会社はなくてはならない存在であることは間違いありません。しかし、建設業界では技能労働者の高齢化が進む一方で若者の入職数が減少しており、「建設」という職業の魅力アップや様々なイノベーションが必要とされていいます。当社グループも建設業界の一員として、将来に向けた人材育成や施工の効率化につながる技術開発に努め、産業全体の発展に寄与していくことをめざすとともに、この先も安定して成長する企業として社会に貢献していく所存ですので、皆さまのご指導ご鞭撻をお願いいたします。

 

東洋建設株式会社
代表取締役社長 武澤 恭司

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