東洋建設

社員インタビュー
建築/設備担当
藤倉 理 関東建築支店 設備部
2005年入社 工学部 電気工学科

魅了されたのは、
そのフロンティア精神。

学生時代、友人のつてで鉄筋工のアルバイトをしていました。専攻は電気工学でまったくの畑違いでしたが、河川の擁壁や浄水場、住宅など様々な現場を経験し、現場の仕事の面白さを知ったのです。それが私が建設業界を志すきっかけとなりました。そして、様々な専門をもつ職人さんたちをとりまとめ、暑い日には汗をぬぐいながらも責任をまっとうしていく現場監督の姿に、いつの間にか自分の将来を重ねるまでになりました。現場はダイナミックで、クリエイティブ。設備など自分が学んできた電気の知識を生かせる場もある。だから就職活動も建設業界一本に絞りました。東洋建設に決めたのは、社風でもあるフロンティア精神に大きな魅力を感じたためです。マリコンのエキスパートという座に甘んじることなく、陸上土木、そして建築へ。海外にも果敢に進出している企業展開に、私自身もその中に身を置き、スキルを磨いて成長の一翼を担いたいと強く思ったのが、東洋建設に入社した一番の理由です。

真価を問われる場面で
ノウハウを結集。

設備の仕事は、建築物に付随する照明、空調など一切の設備の見積もりから発注、そして工程・品質・コストなどを管理することにあります。ただ、設計変更が生じれば、意匠設計の担当者の方と改めて打合わせを行いながら、使い勝手の良い設備を選び直す必要もでてきます。時間がかかり、スムーズに仕事が進まなくなりますが、定められた工期は厳守しなければなりません。そこをいかに乗り切っていくか、私たちの真価が問われるところです。私は、これまでに培ったノウハウ、経験を頭の中に思い描きながら、それらの問題を解決に導いていきます。
入社7年目に九州支店に転勤となって手がけた市役所の建築では、それまでの経験をすべて発揮して「逸品の建築」を仕上げることができたと思っています。アーケードにまたがって、上層階は市役所や店舗、上階はマンション、それに高齢者施設が併設されたもので、受注額も大きい。市役所に訪れる人、マンションに住む人、そして高齢者と老若男女が集う建築空間で、いかに快適な空間とするかが大きな課題でした。

竣工が終わりではない。
利用されて価値が決まる。

空間を利用されるのは子どもからお年寄り、障がいのある方もいて、求められる設備のあり方も違います。建物を利用する人それぞれの思いを受け止め、より機能的な提案をするのが設備担当の私の役割です。お客様だけではなく、意匠・構造の設計担当とも打ち合わせを繰り返し、何度か予定変更があったものの竣工した時は、実際の施設利用者様より感謝の言葉をいただくことができました。関東建築支店に移り、現在は都市部で別の建築設備に関わっていますが、私たちの仕事は竣工して終わりではありません。その後、長きにわたって利用される方々が便利に、快適に過ごしてもらえるかどうかで建築物の価値が決まります。その意味では、本当の評価はまだ先であり、現状の評価に甘んじることは許されません。
東洋建設の業容は今も拡大を続けており、さまざまな建築を手がけるチャンスが増えています。それに比例して、若手が活躍する場も広がっています。今後は後輩指導にも力を入れていかねばならないだけに、さらに研鑽を重ね、私のもつノウハウすべてを、これからの世代に伝えていきたいと思っています。

ある一日の流れ

7:40 出社
8:00 見積書作成
10:00 社内ミーティング
12:00 昼食
13:30 現場にて定例会議
15:00 現場巡視 協力会社と打合せ
17:00 施工図チェック
19:00 帰宅

主な経歴・担当案件

2005年 入社
関東建築支店 設備部 設備担当
関東支店 建築設備部
2011年 九州支店 建築部 設備課 設備担当/JV案件を担当
2015年 関東建築支店 設備部 設備担当/マンション・物流施設・老人ホームを担当

OFF TIME

趣味は料理。土日の休みには、朝昼晩と腕をふるう。得意料理はカレーライスやグラタンだが、自家製のパンをつくることもある。妻と3歳の娘、0歳の息子の4人家族で、料理に限らず、育児に忙しい妻に代わって洗濯もこなし、家族サービスを大事にしている。

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