採用情報

お仕事紹介 海上土木

主な経歴

2012年(入社当初) 九州支店土木部
2014年(入社2年) 九州支店土木部

ある一日

6:00 起床
7:00 通勤
8:00 ラジオ体操
午前の業務(現場作業)
12:00 昼休み
13:00 午後の業務(現場作業)
17:00 現場作業終了
18:00 午後の業務(デスクワーク)
20:00 帰宅

私の仕事・やりがい

私の担当した工事で印象に残っているのは湧昇マウンド礁築造工事です。湧昇マウンド礁とは聞きなれない言葉だと思いますが、海底に石材を投入して造る人工的な海底山脈のことで、この海底山脈を造成することにより、海底に流れる栄養分豊富な海水を海底から海面付近まで湧昇させて魚を呼び寄せることができるようになります。

私は入社して間もなく湧昇マウンド礁工事の現場に入りました。海上工事といえば、浚渫工事や防波堤工事などが思いつくかもしれませんが、この工事は海上工事の中でも特殊な工事になります。

石材を海上運搬し、投入するといった工事で一見ものすごく単純で簡単な作業のように感じられると思います。実際に私も現場に入った当初はそのように思っていましたが、この工事には当社が開発した高度な施工管理システムが使われており、水深150mの海底に計画どおりの高さ30mの円錐形の山脈が出来上がるのを見て、今まで抱いていた海上土木のイメージが覆されたように感じました。

構造物を造る過程の技術は、出来上がった構造物を見ても感じることのできないもので、実際に工事に携わることで感じられる特別なことです。海上工事で造られた構造物は、街中の建築物のように綺麗さといった面はないかもしれません。ただ、特殊な技術力を駆使し、陸上工事では出会わない大きな重機を使ったダイナミックさにワクワク感や面白みを感じます。私はそういったところに、マリコンの仕事のやりがいを感じています。

志望者へのメッセージ

私は学生時代から海の工事に関わった仕事に就きたいと思っていました。その理由は単純で海が好きだったということです。海を見たり、海で釣りをしたり、船に乗ったりするのが子供のころから好きでしたが、実際に海で仕事をしてみるとまた違った面が見られるようになってきました。

海の工事では気象だけでなく、海象条件も非常に重要になります。海はいつも穏やかではありません。海は荒れることもあります。その時々に応じて、自然と上手く付き合いながら工事は進めていく必要がありますので、私はこの仕事を始めてから更に海に興味が湧くようになりました。

このメッセージを読んでくれている就職活動中のみなさんは建設業界に興味をお持ちかと思います。「マリコン」という言葉を聞いたことがある方とそうでない方がいると思います。マリコンはゼネコンの中でも海上工事を得意とする会社のことです。これを機にマリコンを少し覗いてみてください。そこには陸上工事にはないダイナミックさが感じられると思います。

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