技術・ソリューション

大水深における魚礁ブロック位置検出・誘導システム

水産庁は、日本海西部(兵庫、鳥取、島根沖)の排他的経済水域において、ズワイガニおよびアカガレイの産卵・成育場を確保する保護育成礁を整備する直轄漁場整備事業をスタートさせました。
これに対応するため、当社ではリアルタイムに魚礁ブロックの位置を検出しながら所定の位置に誘導し、高い精度で据え付け作業を行う「大水深における魚礁ブロック位置検出・誘導システム」を開発しました。

大水深における魚礁ブロック位置検出・誘導システム

特徴

  • GPSとトランスポンダーからの位置情報と深度情報に基づき、自動切り離し装置を用いて、魚礁ブロックを破損させずに素早く据付ができます。
  • 排他的経済水域の特殊条件下(沖合50Km・水深250m・早い潮流)で据付位置精度を± 30 m以内に施工することができます。