技術・ソリューション

海洋深層水取水事業

海洋深層水とは、太陽光の届かない水深200m以深にある海水を総称しています。海洋深層水は、北大西洋北部で生まれ、ゆっくりと南下し、インド洋や南極海を経て太平洋へと歴史的時間をかけて流れており、地球規模の天然資源といえます。海洋深層水は、富栄養・清浄・低温安定・ミネラル特性などの特長を有し、エネルギー分野や水産関係、農業、食品関連などの広い分野に幅広く利用が期待される天然資源です。
東洋建設は、海洋深層水の取水事業および用途・利活用事業の提案から安価な取水施設の提供まで、総合的に支援します。

海洋深層水取水事業

海洋深層水の取水・利活用技術の提案

取水管の特徴

取水施設の設計・施工技術

特徴

  • 海洋深層水の取水管には、人体や環境への安全性が高く、低コストで耐久性・耐食性に優れている硬質ポリエチレン管(PE100)を採用しています。
  • 取水管の敷設技術には、硬質ポリエチレン管の比重が小さい特長を活かした浮遊曳航法を採用し、経済的で安全性の高い海洋深層水取水施設の提供を実現しています。
  • 大きな専用敷設船を必要とせず、汎用性の高い台船を利用して敷設作業が行えます。