技術・ソリューション

大型揚土船工法

新世紀を迎え、環境に配慮した工法として、揚土船による埋め立てが空港建設などに数多く採用されています。
東洋建設では、各種の埋め立てプロジェクトで活躍しているバックホウ式大型揚土船「東揚号」の実績に基づき、さらに機能、効率に改良を加えた新鋭船「第二東揚号」を建造しました。新世紀の海洋プロジェクトにおいて、大いに威力を発揮します。

大型揚土船工法

特徴

  • 揚土能力は2,500m3/hで、大量の土砂を短時間に揚土することができます。
  • 払出しコンベヤは、国内最大のアウトリーチ65m(先端20m伸縮式)。揚土高さは、最大20m、180度旋回式で、広範囲な揚土・埋立が可能です。このためさまざまな護岸形状に対応できます。
  • 揚土機(バックホウ)は、長さ70mの甲板架台上を自走でき、土運船の移動が不要です。
  • 油圧駆動式スパッドの装備によりアンカーレスの船体固定ができ、占有面積も最小に抑えることができます。
  • 集中運転システムを採用し、作業の省力化、安全化をはかっています。