技術・ソリューション

SGM軽量土工法

「SGM軽量土工法」は、浚渫土や建設発生土にセメントなどの固化材および気泡や発泡ビーズなどの軽量化材を添加・混合することにより、一般的な地盤材料に比べて軽量かつ充分な強度を有する土木材料(SGM軽量土)が製造し、沈下や地震、液状化にも耐えうる安定した地盤をつくり出す工法です。SGM軽量土の製造においては、常に安定した強度、密度が得られるよう、常時固化材添加量、処理土の密度などを監視しながら、適切な配合となるよう調整することができる施工システムを用いています。
SGM軽量土は、北海道から沖縄まで日本各地で幅広く適用されており、特に東京、大阪、名古屋、横浜などの大都市圏で多く採用されています。

SGM軽量土工法

SGM軽量土の製造から打設まで

SGM軽量土表面

軽量材

特徴

  • 高含水比の浚渫土や建設発生土を原料として有効に活用できます。
  • 堤体断面や矢板壁断面をコンパクトにできます。
  • 耐震補強、護岸の嵩上げ、上載荷重の増加、増深などへの構造変更が比較的軽微な変更で可能となります。
  • 既設盛土、構造物、埋設管など、近接構造物への影響を少なくできます。