- TOYO HISTORY
- LANGUAGE
東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤 恭司)が4年の歳月をかけて、今年の2月に完成させたケニア・モンバサ港第2コンテナターミナルで、9月3日開港式が行なわれ、当社から毛利茂樹代表取締役会長らが参加しました。
ケニア政府が主催する開港式は、ケニア政府関係者や植澤在ケニア大使、毛利会長らが出迎えるなか、10時30分にケニヤッタ大統領が到着して開会しました。
ケニヤッタ大統領は、着工時から完成までの施工状況や工事を通して当社が教育したケニア人が作業している様子の写真などを展示したブースを見学したのち、モンバサ港第2コンテナターミナル・フェーズ1完成の記念碑の除幕、大統領と植澤大使のフラッグオフによるコンテナの船への積み込みなどのイベントが行なわれました。
その後の式典では、ケニア港湾公社(Kenya Ports Authority:KPA)会長と植澤大使の挨拶で、「TOYO CONSTRUCTION」と紹介され、特にKPA会長からは「工期内に高い品質で完成した」お言葉もいただきました。
モンバサ港はケニアのみならず、ウガンダ、ブルンジ、ルワンダなど周辺諸国の輸出入を支える国際港であり、第2コンテナターミナルの完成によってコンテナ取扱量が550,000TEU向上する見込みであり、当面の物流の増加に対応できる体制が整いました。今回当社が施工したのは「フェーズ1」工事であり、今後「フェーズ2」「フェーズ3」と工事が予定されています。当社は「フェーズ1」で築いた同国での信頼と高い技術力を持って、今後もケニアでの工事に取り組んでまいります。