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東洋建設株式会社(社長 武澤 恭司)は、6月15日に「平成29年度 土木施工技術研究発表会」を開催しました。
冒頭、濱邉副社長から「それぞれの現場で生じた困難に対し、作業所、支店、協力会社が一体となって技術と知恵で乗り越えたと思う。それこそが土木施工技術である。その技術と知恵、成果をこの場で発表し、会社の財産として全員で共有してほしい。」と挨拶があり、全国10支店で選考された代表者に加え、当社子会社の株式会社トマック1名の計11名が30分の持ち時間で、担当現場での施工上の問題点の対策や品質向上策などを発表しました。
その結果、最優秀賞には北陸支店の髙田博人氏が発表した「大量出水下での接続導水路トンネルの掘削」が、優秀賞には、関東支店の二村邦之氏の「ジャイロプレス工法における継手止水の問題点とその改善策」と東北支店の穴田剛士氏の「ヤンゴンにおける鋼管矢板井筒基礎式橋脚の築造」がそれぞれ選ばれ、7月3日に行われる当社創立記念式典で表彰されることとなりました。
最優秀賞を受賞した髙田氏の発表は、ダム湖での選択取水口増設工事において大量湧水かつ渇水期施工制限の中、高い技術力に基づいた適切な対策により接続用導水路を構築した点と、今後の同種工事への展開性が期待される点が評価されました。
当社の土木技術研究発表会は今回で46回を数えます。これまでの発表会で蓄積された技術は当社のかけがえのない財産になっていますので、今後も現場での施工技術の研鑽努力を続けてまいります。
お問合せ先 東洋建設株式会社
経営企画部広報課
TEl:03-6361-5461