土木事業本部デジタル推進部 係長催山 春樹 東洋建設 I 統合報告書 2024当社では、経営基盤の強化に向けた重点施策のひとつとして「経営転換を支える人財の獲得・ 育成」を掲げています。一人ひとりの人財が挑戦し活躍できる会社に向けて、各部門の職場では 人財面にどのような課題があるのか、今後に向けて必要なものが何なのかを探るために、担当役員と職員3名が語り合いました。務6名をとりまとめる立場で、工事事務の業務全般の承認・確八重樫 私は以前、設備部で現場の施工管理などを担当していましたが、2年ほど前に設計部に異動になりました。部署全体では43名で、私の所属する設備設計グループは4名で業務に当たっています。案件に対して設備の設計を起こすのが主な業務ですが、お客様のニーズを引き出し具体的に実現するためにはどうすれば良いのかを、社内や協力会社の皆さん、官庁などとも打ち合わせを重ね、連携を図りながら日々進めています。下里 私は大阪本店総務部に所属しています。現在は工事事認や若手職員の指導、工事部門の支援などを行っています。また、採用活動に関する業務も担当しており、会社説明会やインターンシップ、現場見学会なども対応しています。催山 私は2024年4月から本社勤務となり、デジタル推進部に異動になりました。部長を含めて5名体制で、私は上司と2名でデータ活用推進チームに所属しています。社内での意思決定の際にデータに基づく議論を行えるよう、環境を整えていくのが主な業務です。例えば、今まで各現場でまとめていた災害事例などを集約することで、将来的には部署を超えた横断的な分析や予防策の議論にも役立てられるようにすることを目指しています。時水 皆さんが所属している部署に限らず、会社全体で人財が不足している状況だと認識しています。それが原因で起きている課題はありますか?八重樫 業界全体でも設備設計を担えるスキルを持った人財の母数は限られているのですが、それでも今の当社の規模を踏まえると倍くらいの人財がいてくれればと感じます。今のチームではお互いの業務量や進□をこまめに確認し合い、担当の人財不足を乗り越えるチーム力と、これからの採用建築事業本部設計部 係長八重樫 春菜大阪本店総務部 係長下里 涼特集3 人財座談会執行役員 コーポレート部門 管理グループ担当役員時水 久30
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