00東洋建設 I 統合報告書 2024E当社グループは、カーボンニュートラル社会の実現や環境負荷の軽減を重要79.460.347.640.79.911.4202120222023陸上土木39.2海上土木91.455.445.7201955.453.549.230.78.12020202145.741.541.530.230.25.820222023土木工事(陸上)55.3建築工事27.2土木工事(海上)(年度)2021年度〜:日建連目標値40%(2013年度比)(t-CO2/億円)100755025 洋上風力への取り組みはP.22〜25をご参照ください〜2020年度:日建連目標値20%(1990年度比)建築14.2(年度)(%)60504030201010一般的に建設現場から排出されるCO2は、使用する重機·建設機械などが主な排出源となりますが、当社が得意とする海上工事ではA重油を燃料とする作業船が主な排出源となります。マリコンである当社には、作業船運転時のCO2排出量をいかに削減していくかが求められていると考えており、環境配慮型エンジンへの換装やA重油から軽油への転換を実施しています。今後は、GTL*1やバイオ燃料への転換や作業船から排出されるまた、海面最終処分場の保有水等に工場排ガスや大気から完成工事高1億円当たりのCO2排出量の推移気候変動は、最も緊急性の高い地球環境問題のひとつであり、重要な経営課題であると認識しています。当社は、パリ協定などの国際的な社会要請を踏まえ、カーボンニュートラル社会の実現に向け、事業活動から排出されるCO2の削減や洋上風力建設事業への参画を目指し、ケーブル敷設船の建造や技術開発などに取り組んでいます。 回収したCO2を固定化する技術開発を行っており、2024年9月に愛知県が募集した「あいち環境イノベーションプロジェクト」に採択されました。*2そのほかにも、ブルーカーボンとして炭素の固定が期待できる藻礁ブロックの海域実証実験*3や、建築工事において低炭素型の環境配慮コンクリートを使用する*4など、CO2排出量の削減に向けた取り組みを進めているほか、GXリーグの一員として気候変動対策等の動向を注視しながら、地球温暖化防止に貢献する技術開発等に積極的に取り組んでいきます。課題と認識し、気候変動に対応していくとともに自然生態系の保全に寄与する研究開発などに取り組んでいます。気候変動への取り組みCO2排出量削減率目標と実績推移(国内単体・施工時原単位)CO2排出量削減への取り組み基本的な考え方CO2を回収·固定化する技術を確立していきます。60.748.233.630.18.78.72019202054Environment
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