東洋建設

社員インタビュー
事務/支店総務
關屋 はるか 大阪本店 総務部
2019年入社 国際文理学部 国際教養学科

人々の生活や命を
支える一員になる。

「日本人がこの道路や橋をつくってくれたから、僕たちの生活が豊かになったんだ」。私の進路を決定づけたのは、学生時代に旅行で出かけたフィリピンでの運転手のひと言でした。その後、今度はボランティアで訪れたフィリピンのスラム街で、ゴミの山や上下水道が整備されていない不衛生な環境の中で暮らす子どもたちの姿を見て、発展途上国のインフラ整備を支える仕事がしたいと強く思いました。とはいえ、「技術的な知識のない自分に何ができるのか?」。海外でインフラ建設事業を展開するゼネコンを会社訪問する中、その答えを東洋建設で見つけることができたのです。「技術以外の面で現場のすべてを支える仕事がある」。その採用担当者の力強い言葉に後押しされて、モノづくりへの熱い思いを抱く人たちと一緒に仕事がしたいと感じ、入社しました。

配属後には何度か現場を見学する機会がありました。とくに驚かされたのは大型台風で破損した防波堤の復旧工事。ケーソンと呼ばれる巨大な四角いコンクリートの構造物を設置する作業を目の当たりにした時は、スケールの大きさに圧倒されるとともに、まさに人の命を守る仕事をしているのを実感し、この会社に入ったのは間違っていなかったと確信しました。

仕事の進め方にも
若手の意見が活かされる。

配属されたのは大阪本店総務部で、経理・財務と新卒採用、不動産管理、現場で利用するシステム関連の手配などを行っています。その中でも大きな比重を占めるのが、経理・財務業務で、請求書の処理や入出金確認、月次処理、決算業務などを担っています。請求書の金額や入金される額が数千万円単位の高額に及ぶことは日常茶飯事。それだけに、内容や金額に誤りがないようにチェックするのはもちろんのこと、工事の流れや費用の背景を学び、理解した上で処理することが欠かせません。金額の大きさだけではなく、自分たちの仕事が経営に及ぼす影響の大きさや重要性も感じながら行う仕事には、やりがいもあります。工事に関する知識に加えて、経理そのものに関する知識も身についてきて仕事がとても楽しくなってきました。

働いてみて感じるのは、若手の意見を聞いてもらえる職場だということ。経理・財務業務はチームで進めていますが、どうすればもっと業務を効率化できるのかを考えて、新たな仕事の進め方を提案したところ、すぐに意見が取り入れられたのです。若手の提案やチャレンジを、積極的に取り入れてくれる社風がとても気に入っています。

いつか海外の現場で
自分の力を発揮したい。

新卒者の採用業務では、大阪本店での説明会や応募者への対応を担当しています。当社を志望してくださる学生のみなさんに対して、しっかりと顔と名前を覚えて、自分の正直な思いを誠実に話す。そうした、自分自身が就職活動をしていた時に良いと感じた対応を、応募者のみなさんに対しても実行するように心がけています。そして、男女を問わず若手の意見が取り入れられやすいという、自分が東洋建設で仕事をしてみて感じた思いを率直に伝えています。応募者の中には「關屋さんの話が聞けてよかった」と言ってくださる方もいて、それが仕事のやりがいになっています。将来の夢は、もちろん海外の工事で現場事務の業務に携わること。学生時代に思い描いた夢を実現させたいと考えています。そのためには、現在私が行っているような事務作業に加えて、現場の工期や費用の管理などを理解する必要もあり、オールマイティな業務知識が求められます。学ぶべきことが多いのと同時に、現在私が行っている仕事を引き継いでもらえるように後輩も育成しなければならない。乗り越えるべきハードルはありますが、いつか海外に赴任して、インフラや建物ができあがるのを自分の目で見る瞬間が来ると信じています。

ある一日の流れ

8:00 出社
8:30 一日の業務内容・メール確認
9:00 依頼書・請求書確認
12:00 昼食
13:00 財務への提出資料作成
15:00 各部からの依頼対応
16:00 出納業務
18:00 帰宅

主な経歴・担当案件

2019年 入社
大阪本店 総務部 事務担当/近畿4府県(大阪・京都・兵庫・和歌山)の経理・財務を担当するほか、採用なども担当

OFF TIME

大学時代の友人や同期たちと遊びに行ったり、おいしいご飯を食べに行ったりして、リフレッシュしているという關屋。写真は大阪本店の現場で活躍している同期たちと出かけた、舞鶴の観光施設。コロナ禍では集まる機会が減ったが、大阪本店はイベントも多く、普段はあまりしゃべる機会のない現場の方たちとも会える機会が多いため、充実した休日を送ることができる。

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