東洋建設

社員インタビュー
建築/施工管理(国内建築)
原 晃一 関東建築支店 作業主任
2006年入社 工学部 建設システム工学科

この世界を志したきっかけは、
建築家のテレビドラマ。

物心がついた時から、ヨーグルトの容器や卵のパックで工作をしていました。小学生になった時は、パズルやプラモデルにはまり、中学生の時には、将来自分が住みたい家を描き、段ボールで模型をつくるようになっていました。とにかくつくるのが大好きな子どもでした。そんな中、あるドラマに出会ったのです。それは建築家のストーリー。「こんな仕事があるんだ!」と憧れましたね。そこからは、建築の世界へ身を置くべく、大学は迷わず建築系へ。入学当初は設計に興味があったのですが、建築現場見学を行う特別授業で私の想いは一変しました。見学したのは商業ビル。ビルは下の階からつくられるのですが、そのビルも低層階は内装まで完成しており、一番上の階はまだ何もない状態。下から階段を上がっていくことで、建築プロセスを垣間見ることができ、「自分も完成させていく喜びを味わいたい」と、この時に強く思ったのです。私は建築施工管理を希望し、東洋建設に入社しました。
この会社を選んだ理由は、様々な建築物に携われると思ったから。マリコンと言われますが、ゼネコンとして実は建築分野でも多彩な施工実績を持つ会社。協力会社の中には、「建築の東洋」と言っている人もいるほどです。

建物を利用している人々の
生き生きとした姿を見るために。

現在は、工事主任として、マンション新築工事の施工管理を担当しています。施工管理の仕事は、設計図を読み解き、それを具現化していくことです。プラモデルの説明書を読んで、つくっていくことに似ています。ただ、実際に手を動かし組み立てていくのは、協力会社の作業員さん。私たちは、作業計画の立案、施主や設計担当、作業員さんとの打合わせ、そして現場で「安全は守られているか、品質の高いモノづくりができているか、スケジュール通り進んでいるか」といった確認・管理業務を担います。自分が計画した通りに作業が進み、建物が完成していく様子を間近で見られるのが、やはり大きな醍醐味です。特に外壁部分が完成し、建物を囲っていた足場を解体した時は、自分の成果物のお披露目のような気分になり感動します。すべて完成して自分の手を離れても、建物は自分の成果物としてそこに残ります。私は完成後に建物を必ず見に行くようにしているのですが、利用している人々の生き生きとした姿を見られた時は、この仕事をやっていて良かったと心から思えます。

将来、つくりたいのは
いちばん働きやすい現場。

「立派なマンションをつくっていただき、ありがとうございます!」。そんなお言葉を施主の方からいただいたことがあります。本当に嬉しかったです。それと同時に、気づかされたことがあります。それは、私自身も、作業員の方々に「やらせる」のではなく、「やっていただく」というスタンスが必要なことです。その方がお互いに気持ちよく仕事ができます。それまでも横柄に接していたわけではありませんが、そういった心がけを持つことで、作業員さんの作業効率も上がり、私が困っている時には積極的に助けてくれるようになりました。
また、上司からの一言も私の礎になっています。それは「辛い時こそ、笑顔で頑張る」ということ。自分が疲れた顔をしていれば、現場の雰囲気が悪くなり、みんなの士気も下がってしまいます。それからの私は、「自分が働く姿を、自分の子どもに見せられるか」を常に考え、仕事に取り組むようにしています。子どもに辛い顔なんて見せられない。父親として恥ずかしくない仕事をしていきたい。そしていずれは、「原さんの現場が、東洋建設でいちばん働きやすく頑張れる」と部下から言われる、雰囲気の良い現場をつくれる所長になりたいです。

ある一日の流れ

8:00 朝礼
8:30 作業員との打合せ 現場確認
10:00 事務所で図面チェック
12:00 昼食
13:00 昼礼 ミーティング
13:30 現場確認
15:00 現場作業計画・工程確認
20:30 帰宅

主な経歴・担当案件

2006年 入社
関東支店 建築部 工事担当/ライオンズマンション田無新築工事を担当
2007年 関東支店 建築部 工事担当/ライオンズマンション港北ニュータウン新築工事を担当
2008年 関東支店 建築部 工事担当/藤沢法務支局新築工事を担当
2009年 関東支店 建築部 工事担当/舞浜ユーラシアホテル増築工事を担当
2010年 関東支店 建築部 工事担当/野村市川1丁目計画新築工事を担当
2012年 関東支店 建築部 工事担当/プレサンスロジェ荻窪桃井真新築工事を担当
2013年 関東支店 建築部 工事主任/ライオンズマンション三ノ輪新築工事を担当
2018年 建築事業本部 建築部 係長

OFF TIME

毎週末、ゴルフの練習場に足を運び、スイングに磨きをかける。コースには、上司や先輩、同期、後輩、時には協力会社の方々と一緒に出向く。縦も横も、外部とも仲が良く、OFFでもつながりが深い。小さな子どもが2人いて、「一緒に遊ぶのが最高のリフレッシュです」と笑顔を見せる。小学生の長女は工作が大好き。父のモノづくりDNAを受け継いだようだ。

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