技術・ソリューション - 建築技術

ZTM柱脚杭頭接合工法

ZTM柱脚杭頭接合工法は、補強した杭の頭部に鉄骨柱もしくはCFT柱を根巻きすることで低層な鉄骨建物のフーチングと地中梁を部分的に省略することができます。

ZTM柱脚杭頭接合工法は錢高組(Z)・東洋建設(T)前田建設工業(M)の3社の共同研究により開発した工法で、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明(第07-22号(2008年1月8日))を取得しています。

特徴

  • 鋼管柱に溶接した3段の支圧プレートにより応力を伝達します。
  • 径が1.0m以下のPHC杭、SC杭、鋼管杭に適用することができます。
  • 鋼管(CFT)柱と既製杭を通常のフーチングより断面が小さい鉄筋コンクリート構造(柱-杭切替部)で接合します。
  • ショッピングセンター、倉庫、向上など低層なS造で平面規模が大きな建物に適した工法で、フーチングと地中梁を省略することにより工期およびコストを10%程度を削減する 効果が期待できます。