生分解性シートを用いた人工干潟造成:ECOFLAT工法

近年、浚渫土砂を利用した人工干潟や人工浅場が各地で計画あるいは造成されつつありますが,用材として利用される土砂が非常に軟弱な場合、最終的に覆砂などを行う際に、適切な施工ができない可能性が有ります。
東洋建設㈱では、このような問題を解決する手法として、「生分解性シートを用いた人工干潟造成手法」を提案します。通常の化学繊維を原料とするシートとは異なり、生分解性材料であるポリ乳酸を原料とするシートを利用していることが大きな特徴です。

2014/03/16

播種シートによるアマモ場造成法

内海の沿岸砂泥域に生育するアマモ場は、魚介類の幼稚仔が成育する場を提供し、水域環境の形成に重要な役割を果たします。このアマモ場を造成・再生するために当社が開発した「播種シートによるアマモ場造成法」は、アマモ場を造成できる確度の高い技術です。明石市の東播海岸・谷八木地区地先海域に敷設した播種シートにより、10年以上にわたり安定したアマモ場が造成できました。

2014/03/14

藻場造成のための海岸工学的適地評価システム SEADS

アマモ(Zostera marina)は、沿岸の砂泥域に群落を形成し、生育適地は波による海底地形の変化に敏感に左右されます。効率よくアマモ場を造成するためには、適切な場所で実施することが重要になります。東洋建設が開発した「SEADS(シーズ)」により、アマモ場造成の事前検討時に海岸工学的な適地評価を加えることで、アマモ場造成の確度を向上させることが可能となりました。
アマモの生育条件のなかで、特に影響度の高い光量と砂面変動に対して「SEADS」では、検討対象海域の光量を水深で、砂面変動を3次元地形変化シミュレーションによって予測したシールズ数*や一定時間内の地形変化量によって、アマモ場に対する適地評価を行います。
*=底質を動かそうとする外力と底質の自重による抵抗力の比。

2014/03/14