通常の密閉式グラブバケットは、シェル上部に鋼製カバーが取付けられているため、薄層浚渫や仕上げ掘りを行う場合、バケット内に多くの余剰水が密閉されてしまいます。
「容量可変グラブバケット工法」は、薄層浚渫や仕上げ掘りを行う場合に混入する余剰水を削減する機能を備えた密閉式グラブバケットです。バケットのシェルカバーを回転構造とすることで容易にバケット容量を変えられるため、バケット内に混入する余剰水を削減して土砂の比率を高めることができます。
■技術評価・登録
特許第6348280号
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号CBK-160002-A 現在は掲載を終了)
廃棄物最終処分場の遮水構造として、二重遮水シート間に遮水性中間保護層を形成する二液常温硬化型ポリウレタンを注入するものです。材料の良好な注入性により空隙のない遮水性中間保護層が形成でき、ポリウレタン硬化後の性能は遮水性、可とう性(地盤変形追随性)、耐薬品性に優れ、遮水シートと同等のせん断強度を有しています。
従来の遮水シート工法では避けることができなかったシートや接合部の破損や欠陥の可能性を限りなく低くした一体型複合遮水シートは、遮水性の高い中間保護層と二重遮水シートを一体化させた三重遮水構造となっており、鋭利な金属がシートを貫通した状況で30kPaの水圧を負荷しても漏水しない能力を有しています。ポリウレタンのゴム弾性によって中間保護層が異物と密着して漏水を防ぐため、異物が貫通しても漏水しないことは一体型複合遮水シートの重要な性能のひとつといえます。
「東洋エコグラブ浚渫工法」は、電子制御によりグラブ先端を一定のレベルに維持し、薄層・水平掘りを行うことができるため、余掘量の少ない浚渫が可能です。
シェルカバーに特殊蓋を取り付けることにより、バケット内を密閉化し、掘削時の汚濁拡散を防止するとともに、材質の軽量化によりバケットを広幅化し、1回当たりの掘削幅を広げて施工効率を向上させました。
■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号KTK-100002-VE 現在は掲載を終了)
東洋建設では、ダイオキシン類汚染底泥の浄化を、各種の濁り発生を抑制した浚渫工法や洗浄・分級、脱水・減容化技術、さらには分解無害化処理を連携させ、トータル浄化システムとして完成させています。
また、汚染底質を被覆(覆砂)・固化し、摂取経路を遮断する技術も活用し、汚染底泥の浄化に寄与しています。
港湾や湖沼などに堆積した底泥の浚渫・処理は、水質の富栄養化を防ぎ、自然の生態系や人の生活環境を守るうえで、欠くことのできないものとなっています。
「カレン工法」は、ロータリーシェーバ式浚渫システムにより、底泥を堆積状態に近い状態で取り込み、周辺水域を汚濁させることなく、高濃度で浚渫することが可能です。
「LMP工法」は、空気圧送中の浚渫泥土に改良材を添加・混合することにより、埋立地の利用に必要な地盤強度を与え、浚渫工程終了と同時に供用を開始することができる工法です。また、強固な地盤から作業性を確保する程度の改良まで、利用目的に応じて改良材の種類と添加量を選択し、強度を調整することができます。このため埋め立て後の地盤改良を大幅に削減します。
従来の事前混合処理工法などでは、専用の混合プラント船などの諸設備が必要でしたが、「LMP工法」は空気圧送中の管内で改良するため、簡易な機構・設備で埋め立て・造成が可能となりました。
近年、浚渫土砂を利用した人工干潟や人工浅場が各地で計画あるいは造成されつつありますが,用材として利用される土砂が非常に軟弱な場合、最終的に覆砂などを行う際に、適切な施工ができない可能性が有ります。
東洋建設㈱では、このような問題を解決する手法として、「生分解性シートを用いた人工干潟造成手法」を提案します。通常の化学繊維を原料とするシートとは異なり、生分解性材料であるポリ乳酸を原料とするシートを利用していることが大きな特徴です。
「キャッスル工法」は、内陸の湖沼、お城の堀や公園の池等の小規模な閉鎖性水域の底泥除去を目的とした浚渫工法です。浚渫船は、可搬式のフロート台船と汎用バックホウで構成されており、バックホウの先端部にアタッチメントとして多様な吸泥装置を備えることにより、あらゆる施工条件に対応します。