セメント系混合処理工法において、セメントスラリーの流動性を向上させ改良体の強度を大幅に高くすることができる高品質な添加剤を用いたスラリー撹拌工法を開発しました。この添加剤は“ユシロックPLUS”と称し、アルカリ金属炭酸塩、無機塩化物及び高分子系分散剤を主成分とした材料からなります。ユシロックPLUSは、浅層、中層、深層などあらゆるセメント系混合処理工法に適用でき、これからの地盤改良技術の発展に貢献しうる添加剤です。
■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号KTK-100012-V 現在は掲載を終了)
「カルシア改良土」は、軟弱な浚渫土にカルシア改質材(転炉系製鋼スラグを成分管理、粒度調整した材料)を混合した材料です。カルシア改質材によって粘土・シルト分の多い軟弱な浚渫土を「カルシア改質土」として性状改善することで、浚渫土を処分することなく海域環境修復のための浅場、干潟、藻場などの造成材料として有効活用することができます。
■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号CBK-150001-VR)
(一社)漁港新技術開発研究会 水産公共関連民間技術確認審査・評価事業 評価番号 第16-A-002号
特許第5318013号
HCB-F(ハイブリッドクレイバリア・フライアッシュ)は、当社が開発した石炭灰を利用した土質系遮水材です。
エネルギー戦略見直しの中で、石炭火力発電所から排出される石炭灰(フライアッシュ)等の廃棄物海面処分場の需要が増えてきています。これら廃棄物を処分するための管理型処分場を築造するには、底面や端部に多量の遮水材が必要です。HCB-Fは、石炭灰(フライアッシュ)を再利用するという新しい発想で開発されたものです。
■技術評価・登録
(一財)沿岸技術研究センター 港湾関連民間技術の確認審査・評価事業 認定番号第15002号
社会資本の基盤をなす土木・建築構造物には、新しい建設材料の適用が求められています。東洋建設では、さまざまな施工条件に対応できる高性能コンクリートとして、水中不分離性コンクリート(ハイミック)、高流動コンクリート[官学民13社の共研含む]、中流動コンクリート[官学民8社の共同研究含む]を開発し、施工の省力化や構造物の耐久性向上に貢献しています。
シラス系低強度充填モルタルは、南九州地方で広範囲に分布する火山堆積物のシラスを有効活用した空洞用充填材で、シラス、セメント、無機質系粉体混和材、水、高性能AE減水剤で構成されます。充填材体積の40%をシラスが占め、無機質系粉体混和材として産業副産物である石炭灰や高炉スラグ微粉末などを利用できるのが特長です。
国内外の離島やアクセスの悪い沿岸域における工事では、材料の供給や作業人員の確保が困難となるため、現地で容易に入手可能な材料を使用し、効率よく製造・施工できるコンクリートが求められます。東洋建設は、海水や塩分を含む未洗浄の海砂を使用した場合でも優れた自己充填性を有し、従来の高流動コンクリートに比べて低粘性なコンクリート「SALSEC」を開発[官学民6社の共研]し、特殊な環境下におけるコンクリートの製造・施工の効率化に貢献しています。