可塑性グラウト増深工法

可塑性グラウト増深工法は、(国研)港湾空港技術研究所と(一社)日本埋立浚渫協会との共同研究において開発し、(国研)港湾空港技術研究所の委託研究制度である「革新的社会資本整備研究開発推進事業」において実用化した重力式岸壁・護岸の増深技術です。

工法概要

捨石マウンド部に可塑性グラウトを注入・固化することにより、ケーソン等の躯体を支持する改良体を形成した後、ケーソン前面の捨石を掘削します。

工法の特徴

  • 岸壁法線を変えることなく2~3mの増深が可能です。
  • 施設の限定的な使用が施工中も可能です。
  • 現状の増深工法よりも安価となることが期待できます。
  • 既存ストックの有効活用が図れます。

適用条件

  • 改良体の形成が可能である捨石マウンドの厚さがある。
  • 捨石マウンド内に砂や粘土などの夾雑物が少ない。
    (夾雑物が多い場合には事前に除去が必要です)

■特許

特許第5468052号:重力式構造物の増深工法及び重力式構造物((国)港湾空港技術研究所と(一社)日本埋立浚渫協会の共同特許)

■表彰・評価証等

令和6年度日本港湾協会 論文賞


ダウンロード資料

以下のリンクから、関連資料をダウンロードできます。本資料は、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
港湾空港技術研究所の委託研究として、五洋建設株式会社、東洋建設株式会社、東亜建設工業株式会社、若築建設株式会社、あおみ建設株式会社、株式会社本間組、みらい建設工業株式会社、りんかい日産建設株式会社が実施した革新的社会資本整備研究開発推進事業の成果を取りまとめたものです。

2025/02/26

機械式捨石均し工法

「機械式捨石均し工法」は、防波堤や護岸の基礎となる捨石マウンドを、大水深(-30mまで)において、高精度(±5㎝)で大量急速施工が可能な工法です。均し機が3本の脚で海底の捨石の上に着座し、起振機を内蔵したタンパによりマウンド面を均し、締固め作業をスピーディに施工します。

2020/06/02

3D鋼管杭打設管理システム

「3D鋼管杭打設管理システム」は、高さの異なる2点の杭位置をノンプリズム式トータルステーション(以下、TSと称す)で視準し、同時に自動追尾式TSにより計測した高さ情報を加えて、無人作業で杭の任意の位置での移動量や傾斜をモニターに表示できるシステムです。ノンプリズムと自動追尾式TSを用いることで計測を自動化しており、タイムリーに杭の3次元位置がモニターで確認できます。これにより、オペレータは鋼管杭の方向修正を容易に行うことができます。

■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録CBK-150003-VR)

2018/03/26

ケーソン自動制御据付システム(函ナビ-Auto)

近年国内の港湾工事においては i-Construction が導入され、3 次元データを活用した施工の省力化・機械化が進められています。当社では、すでに「ケーソン据付システム(函ナビ)」を開発し、効率化や据付精度と安全性の向上に努めてまいりましたが、新たに注水・ウインチ操作の自動制御を付加させた「ケーソン自動制御据付システム(函ナビ-Auto)」を開発しました。その内容は、ケーソンの位置と注水状況を計測し、PC 画面上に表示する「ケーソンリアルタイム計測システム」と、それらの情報をもとに注水作業と引き寄せウインチ操作を自動で調整する「注水・ウインチ操作自動化システム」から構成されています。

■技術評価・登録
特許第6904649号

2018/03/26

ケーソン据付システム 函ナビ

函ナビは、ケーソン据付時、ケーソンを誘導するために必要なケーソン位置・傾き、及びケーソン枡内の水位データをリアルタイムにパソコン画面上に表示します。また同時に、これらのデータをケーソン底版部4隅の動揺幅に変換処理し、うねりによるケーソン動揺軌跡として表示することもできます。これらの情報をリアルタイムにモニター上で見ることができ、ケーソン動揺幅、既設ケーソンとの離隔や基礎マウンドまでの距離を監視しながら、円滑かつ正確に所定の位置へケーソンを据付けることが可能となります。

■技術評価・登録
特許第5984491号
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号CBK-130002-VE 現在は掲載を終了)

2018/03/26

コンクリートの初期養生工法「GETTキュア」

GETT(Gel Wet Toyo Tokai Curing)キュアとは、従来の湿潤マット等による養生を行う前(コンクリートの打込み後)の極初期材齢に生じる、コンクリート上面の初期ひび割れや表層部の品質低下を抑制することを目的として考案した工法です。当該工法の原理は、コンクリートの上面に生分解性ゲルの層を形成することにより、ゲルに含まれる水が先行して乾燥し、ゲルが残留している期間は、コンクリートの表層部の乾燥が抑えられるため、初期ひび割れや品質低下が抑制されます。

■技術評価・登録
特許第5773686号
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号CBK-140003-VE 現在は掲載を終了)

2018/03/26

コンクリートの充填検知システム「ジューテンダー」

振動デバイスをコンクリート打設箇所に設置し、コンクリート打設時の充填・締固めを検知します。配筋が過密な場所や狭隘部で充填不良が発生しそうな箇所に取付け、確実な充填を確認することができます。システムは、振動デバイスとターミナルボックスおよび本体からなり、デバイス表面にコンクリートが接触することで本体画面上で充填を確認できます。さらに、バイブレータによる振動を検知することで、加振時間の管理を行うことができます。

■技術評価・登録 NETIS
(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号KT-090011-VE 現在は掲載を終了)

2018/03/26

締固め機能付きコンクリートの充填検知システム「ジューテンダーⅡ」

コンクリートの打込み時には、通常振動機による締固め作業が必要であり、充填確認と締固めの良否を判断するシステムが必要となります。「ジューテンダーⅡ」は「ジューテンダー」と同じセンサを用いて、充填確認とともに振動加速度を測定することで締固めの程度の判定を可能としました。同システムでは、振動デバイス近傍の充填確認と併せ、締固めの状況を容易に確認することができます。

2014/03/24