捨石均しグラブバケット

捨石均しグラブバケットは、海底の基礎マウンド築造施工における捨石や被覆石の均し作業を効率的かつ安全に施工する工法です。特に水深-15mを超える場合や捨石・被覆石の法面を均す作業に効果を発揮します。
捨石均しグラブバケットの機能は、投入、不陸調整、均し、深度確認です。施工管理システムにより位置と深度を誘導し、バケットを落下させて捨石・被覆石の天端面と法面を均します。

■技術評価・登録
特許第6444844号

2020/11/30

浮標画像追跡システム『i-ByTs(アイ・バイツ)』

据付作業中の躯体やブロック類および作業中の作業船には、航跡波や突発的な高波、うねりが作用することがあり、作業の支障となります。そのため、従来は必要に応じて作業員が目視により、危険波浪の来襲を監視してきましたが、通過する船舶の見落としや目視では判別が難しい波浪の襲来を検知することは困難でした。このような背景から、当社は、東京大学大学院工学系研究科 下園武範准教授のグループと共同で研究し、来襲波浪を安価に計測・解析し、リアルタイムに作業船の動揺を予測・警報するシステムを開発しました。これにより、本体工やブロック類の据付作業等において、浮遊状態の躯体や作業船が大きく動揺することが想定された場合、本システムを用いて作業を中断したり、危険を回避するための情報を提供することができます。

■技術評価・登録
(一財)沿岸技術研究センター港湾関連民間技術の確認審査・評価事業 認定番号第18004号
特許第6818317号

2020/10/27

機械式捨石均し工法

「機械式捨石均し工法」は、防波堤や護岸の基礎となる捨石マウンドを、大水深(-30mまで)において、高精度(±5㎝)で大量急速施工が可能な工法です。均し機が3本の脚で海底の捨石の上に着座し、起振機を内蔵したタンパによりマウンド面を均し、締固め作業をスピーディに施工します。

2020/06/02

航跡波監視システム

航路周辺では、航路を航行する大型船舶等から発生した航跡波が、作業中の船舶等に与える影響が懸念されます。監視員を配置して監視を行いますが、多方向から不規則に到達する航跡波は把握が難しく、見逃しは作業船の動揺による事故につながる原因となります。航跡波監視システムはAIS情報より得られた船舶データをもとに、航跡波の到達予測を行うシステムです。設定した監視エリアに到達する複数の航跡波を予測し、モニター表示と警報により通知を行います。

■技術評価・登録
特許第6969854号

2020/01/06

吊荷動揺低減装置

港湾工事におけるクレーン作業は波浪条件下で実施されるため、クレーンの動揺により吊荷が動揺しやすく、据付精度の低下や作業員との接触事故の原因となります。「吊荷動揺低減装置」は、ショックアブソーバーによる衝撃・振動減衰機構を利用して、吊ワイヤを通して吊荷に作用する上下動を低減できるため、吊荷作業における安全性と据付精度の向上や効率化が図れます。

2019/06/12

3D鋼管杭打設管理システム

「3D鋼管杭打設管理システム」は、高さの異なる2点の杭位置をノンプリズム式トータルステーション(以下、TSと称す)で視準し、同時に自動追尾式TSにより計測した高さ情報を加えて、無人作業で杭の任意の位置での移動量や傾斜をモニターに表示できるシステムです。ノンプリズムと自動追尾式TSを用いることで計測を自動化しており、タイムリーに杭の3次元位置がモニターで確認できます。これにより、オペレータは鋼管杭の方向修正を容易に行うことができます。

■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録CBK-150003-VR)

2018/03/26

ケーソン自動制御据付システム(函ナビ-Auto)

近年国内の港湾工事においては i-Construction が導入され、3 次元データを活用した施工の省力化・機械化が進められています。当社では、すでに「ケーソン据付システム(函ナビ)」を開発し、効率化や据付精度と安全性の向上に努めてまいりましたが、新たに注水・ウインチ操作の自動制御を付加させた「ケーソン自動制御据付システム(函ナビ-Auto)」を開発しました。その内容は、ケーソンの位置と注水状況を計測し、PC 画面上に表示する「ケーソンリアルタイム計測システム」と、それらの情報をもとに注水作業と引き寄せウインチ操作を自動で調整する「注水・ウインチ操作自動化システム」から構成されています。

■技術評価・登録
特許第6904649号

2018/03/26

グラブ浚渫トータル施工管理システム

当社では、「グラブ浚渫トータル施工管理システム」を開発しグラブ浚渫の「自動化」「高精度化」「効率化」を進めています。本システムは「3D浚渫施工管理システム(3Dバケットモニター)」「グラブバケット方向制御システム」「3Dグラブバケット」「海底地盤探査ソナー」で構成されています。「3D浚渫施工管理システム」は、浚渫作業を3次元情報で管理し「見える化」を図るシステムです。法面では勾配に合わせてグラブバケットの位置によって浚渫深度を変えてガイダンスを行います。「グラブバケット方向制御システム」は、グラブバケットの向きを設定した向きに自動制御するシステムです。「3Dグラブバケット」は、法面勾配に合わせてバケットを傾けて浚渫でき、また浚渫厚に合わせて容量を変えることが可能です。「海底地盤探査ソナー」にてリアルタイムで海底地盤形状を把握できます。これらを現場条件に合わせて組み合わせることによって、より一層高精度かつ効率的な浚渫が可能となります。

 

2018/03/26