石材投入施工管理システム

漁場整備事業として進められているマウンド礁の整備工事では外洋の大深度海底に石材を投入し、マウンド礁を所定の形状に築造する必要があります。マウンド礁の築造は、水深50mを超える大水深が対象となっており、投入後の整形や再投入が困難なことから、所定の形状を形成するためには投入石材の堆積形状をより高い精度で推定し、実施工に迅速に反映していくことが求められます。そこで、石材堆積形状の推定と投入計画の立案を支援し、精度良く築造することができるシステムを構築しました。

■技術評価・登録
(一社)漁港漁場新技術研究会
 水産公共関連民間技術確認審査・評価事業 評価番号第17-B00号
特許第5176169号

2018/03/26

精密単独測位GNSSを用いた深浅測量システム

従来、RTK-GNSSが利用できない遠洋・離島の深浅測量では、ディファレンシャル方式のGNSSを使用していました。この方式の測位精度(水平方向)は、SBAS方式で1m、この方式を改良したStarFier方式で5cm、OmniStar方式10cmです。本システムは、離島・遠洋など基準局を設置できない場所でRTK-GNSSと同等な水平精度3cmで測位を行うことができます。

■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号KTK-160016-A 現在は掲載を終了)

2018/03/26

マルチビームソナーシステム

従来技術では、ノイズ除去等の測深データ解析が必要であるため、リアルタイム性が確保できませんでした。そこで、マルチビームソナーシステムは、GPSを搭載した作業船にマルチビームソナーを設置し、海底形状を測深し、その結果をリアルタイムにモニター画面表示できる技術として開発しました。記録した海底地盤高は、3D表示をすることができるため、海底地盤の形状を容易に把握することができます。

■技術評価・登録
NETIS(新技術情報提供システム)登録技術(登録番号CBK-130005-VE 現在は掲載を終了)

2018/03/26

大水深における魚礁ブロック位置検出・誘導システム

水産庁は、日本海西部(兵庫、鳥取、島根沖)の排他的経済水域において、ズワイガニおよびアカガレイの産卵・成育場を確保する保護育成礁を整備する直轄漁場整備事業をスタートさせました。
これに対応するため、当社ではリアルタイムに魚礁ブロックの位置を検出しながら所定の位置に誘導し、高い精度で据え付け作業を行う「大水深における魚礁ブロック位置検出・誘導システム」を開発しました。

2014/03/23

大水深捨石投入管理システム

沖合の大水深な海底に人工海底山脈を築造するためには、石材運搬船から投入するブロックや石材の海底での堆積形状を精度よく予測し、正確な位置に投入することが大きな課題でした。
東洋建設ではこれらの課題を克服するために、新しく「堆積形状予測技術」「投入計画作成技術」「船位置誘導技術」「堆積形状計測技術」を開発し、これらを組み合わせ、東洋独自の施工管理システムとして構築し、高精度な施工を実現しました。

2014/03/16

海水練り自己充填コンクリート SALSEC

国内外の離島やアクセスの悪い沿岸域における工事では、材料の供給や作業人員の確保が困難となるため、現地で容易に入手可能な材料を使用し、効率よく製造・施工できるコンクリートが求められます。東洋建設は、海水や塩分を含む未洗浄の海砂を使用した場合でも優れた自己充填性を有し、従来の高流動コンクリートに比べて低粘性なコンクリート「SALSEC」を開発[官学民6社の共研]し、特殊な環境下におけるコンクリートの製造・施工の効率化に貢献しています。

2014/03/15

海洋深層水取水事業

海洋深層水とは、太陽光の届かない水深200m以深にある海水を総称しています。海洋深層水は、北大西洋北部で生まれ、ゆっくりと南下し、インド洋や南極海を経て太平洋へと歴史的時間をかけて流れており、地球規模の天然資源といえます。海洋深層水は、富栄養・清浄・低温安定・ミネラル特性などの特長を有し、エネルギー分野や水産関係、農業、食品関連などの広い分野に幅広く利用が期待される天然資源です。
東洋建設は、海洋深層水の取水事業および用途・利活用事業の提案から安価な取水施設の提供まで、総合的に支援します。

2014/03/10