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At First

はじめに 私たちのDNA

History

1929~

1929~

東洋の原点

この地に一大工業港を。
そしてこの国の
経済発展の拠点に。

東洋建設の原点は、20世紀初頭、阪神間に位置する
現在の兵庫県西宮市鳴尾浜の沖合を埋め立て「一大工業港を造る」と決意した
山下汽船株式会社社長の山下亀三郎の想いにあります。
1929年、山下汽船株式会社と南満州鉄道株式会社と共同出資で設立された阪神築港株式会社こそが、現在の東洋建設のルーツなのです。

「山下亀三郎」のイメージ

山下亀三郎

「創業当時の法被」のイメージ

創業当時の法被

この計画は、当時輸入に頼り切っていた日本の鉄鋼産業を輸出産業に転換し、
日本の国際収支改善を図るという壮大な構想が元になっていました。
その後、日中戦争の勃発によりこの鳴尾事業は中断となったものの、
受託から個人が創業することが多い建設会社において、
自社事業の構想が原点となっている当社の生い立ちはユニークなものといえます。

「阪神築港埋立計画図」のイメージ

阪神築港埋立計画図

1946~

1946~

業容拡大期

戦後の混乱を乗り越え、
海洋工事から陸上工事へと
業容を拡大していく。

戦後、1946年の利根川治水工事をきっかけに大規模工事を次々と受注。
海上工事にとどまらず陸上工事にも果敢に挑戦し、
尼崎競艇場をはじめ、嵯峨谷ダム、高角橋打ち上げなど、
東洋建設の歴史に名を刻む大工事を手掛けていきます。

「利根川浚渫工事(千葉県・茨城県)」のイメージ

利根川浚渫工事(千葉県・茨城県)

「嵯峨谷ダム(島根県)」のイメージ

嵯峨谷ダム(島根県)

「高角橋扛上工事 ゲルバー桁橋脚工(島根県)」のイメージ

高角橋扛上工事 ゲルバー桁橋脚工(島根県)

実績を積み重ねる中、
1960年代には河川や道路など一般土木工事における事業量を拡大し、
総合土木工事会社への道を歩み出します。

宿願の自社事業「鳴尾事業」
の再開と完成。

戦前に中断していた宿願の鳴尾埋立事業を1967年に再開。
1976年に埋立て完了、1982年には販売が完了し、
現在に至るまで多くの企業が立地する一大工業団地となっています。

「鳴尾埋立地(兵庫県、昭和53年1月)」のイメージ

鳴尾埋立地(兵庫県、昭和53年1月)

「現在の鳴尾浜(兵庫県)

現在の鳴尾浜(兵庫県)

海外・建築への進出により、
更なる飛躍を遂げる。

1972年に海外事業へ、1976年には建築事業へと進出。
土木、建築、海外という現在にもつながる3つの事業軸が整備され、
総合建設会社への変革を遂げました。

「ガステックターミナル建設工事(シンガポール)」のイメージ

ガステックターミナル建設工事(シンガポール)

「ナボタス漁港工事(フィリピン)」のイメージ

ナボタス漁港工事(フィリピン)

「成仁病院(熊本県)」のイメージ

成仁病院(熊本県)

その後、国内外で事業を拡大し、日本を代表する大型プロジェクトにも数多く参画します。
一方で、マリコンとしての技術力を活かし、阪神・淡路大震災、東日本大震災の復旧・復興にも貢献。
近年では、新たな挑戦として洋上風力事業の海洋工事分野にも進出しています。

「関西国際空港1期工事(大阪府)」のイメージ

関西国際空港1期工事(大阪府)

「東京湾横断道路川崎人工島(神奈川県)」のイメージ

東京湾横断道路川崎人工島(神奈川県)

「白島石油備蓄基地(福岡県)」のイメージ

白島石油備蓄基地(福岡県)

「中部国際空港(愛知県)」のイメージ

中部国際空港(愛知県)

「九州新幹線川内駅(鹿児島県)」のイメージ

九州新幹線川内駅(鹿児島県)

「ブラザーフィリピン工場(フィリピン)」のイメージ

ブラザーフィリピン工場(フィリピン)

こうした歴史の積み重ねの中で、
東洋建設のDNAは形作られてきました。

Philosophy

経営理念

誰のために何をもって貢献していくのか。東洋建設の根幹となる経営理念がこちらです。

「経営理念」のイメージ

私たちのDNA

自ら挑戦する
フロンティア精神
私たちが最も大切にしているのが、創立以来受け継がれたフロンティア精神です。鳴尾浜埋め立てという難工事に挑み、困難を乗り越え、工業港建設を完遂した先人たちのフロンティア精神は東洋建設のDNAとして社員に強く刻まれています。
海洋土木を中心に、
社会公共への奉仕
創立以来、海洋土木の国家的プロジェクトに数多く貢献してきた東洋建設。建設業の使命である「国民の命と財産を守る」ことを第一に、最先端の技術を常に開発し、防災・減災、防衛等の分野で社会公共への奉仕に努めています。
人財を大切にする
カルチャー
建設工事は、多くの人のチームワークによって成り立つ仕事です。経営理念においても「人間尊重」を掲げ、人財育成に注力してきました。多様な研修によって中長期的な育成を行うとともに、何より現場で若手にチャンスを提供することで経験を通じて成長を促しています。

創立100周年に向けて

Strategy

“挑戦する企業”として、
事業環境の変化に対応し、
レジリエント企業へ。

脱炭素社会実現など社会環境が変わる中、私たちは「守り」から「攻め」への事業戦略を転換し、“挑戦する企業”として創立100周年に向けて各事業において積極的な取り組みを進めています。

Topics01

レジリエント企業へ挑む

東洋建設は、海洋土木を原点に、建築や陸上土木へと果敢に事業領域を拡大してきました。このように領域を拡げることで、外部環境に左右されにくい企業体質が構築されてきたのです。今後も、労働力減少など事業環境の変化があっても、フレキシブルに対応し、厳しい環境に自ら挑戦するレジリエント企業を目指しています。

「レジリエント企業へ挑む」のイメージ

Topics02

洋上風力事業の推進

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、日本では洋上風力発電への取り組みが着実に進展しています。東洋建設では、洋上風力事業を成長ドライバーと位置づけ、本格的な事業参入に向け積極的な設備投資と技術開発を行っています。洋上風力発電の海洋工事分野でのトップクラスシェア獲得を目指し、カーボンニュートラル実現に向け大きく貢献していきます。

「洋上風力事業の推進」のイメージ
「洋上風力事業の推進」のイメージ

Topics03

フィリピン、アフリカでの
事業ローカル化

海外建設事業は、東洋建設にとって大きな柱の一つです。現在、日系シェア1位を誇る最重要拠点であるフィリピンとケニアを中心に事業展開し、それぞれの国の社会基盤整備を通じて経済発展に貢献しています。約50年近い実績を持つフィリピンでのローカル化(現地人財を主体とした運営)を強化するとともに、そのノウハウをケニア等の別エリアにおいても展開し、基盤強化・ローカル化促進に挑みます。

「フィリピン、アフリカでの事業ローカル化」のイメージ
「フィリピン、アフリカでの事業ローカル化」のイメージ

Topics04

国内土木・国内建築事業の
深耕

国内土木分野では、マリコントップクラスの高い技術力と施工管理力を活かし、海洋土木で強みを発揮しつつ、電気・製造・運輸など積極的な投資が見込まれる民間土木に向けた営業活動を強化します。また、建築事業においては市場ニーズ変化へ対応する新ソリューション(ReReC®※)を立ち上げ、新築のみならず補修・維持修繕市場を深耕し、安定したポートフォリオを構築していきます。
※Renewal(再生)、Renovation(性能向上)、Conversion(用途変更)を総称した当社の登録商標で、改修工事全般の取り組み

「国内土木・国内建築事業の深耕」のイメージ
「国内土木・国内建築事業の深耕」のイメージ

Topics05

TOYO DXビジョンの推進

モノづくりのDX化は建設業界にとって大きな課題です。東洋建設では「TOYO DXビジョン “技術の東洋”をデジタルに」を掲げ、顧客体験の創造、生産性の飛躍的向上、見える化の推進、サステナビリティへの貢献の4つのテーマへの取り組みを開始しています。iPhoneを活用した現場業務の効率化や省人化、BIM/CIMを活用した生産性向上など、各分野で成果が着実に表れています。

「フィリピン、アフリカでの事業ローカル化」のイメージ 「フィリピン、アフリカでの事業ローカル化」のイメージ

創立100周年に向け、
東洋建設の挑戦は続きます。

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