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キーワードで知る東洋建設
東洋建設のことをもっと知ってほしい。
会社や事業の特徴をキーワードから紹介します!
Keyword
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皆さんはマリコンという言葉を知っていますか?マリコンは、マリンコントラクター(Marine Contractor)の略で、埋め立て・浚渫(しゅんせつ)、護岸、海底工事、橋梁基礎工事、海底トンネル工事など、海洋土木・港湾施設建設工事を得意とする会社のことです。海洋土木工事には、これらのような高い専門性と特殊なノウハウが求められます。マリコンの中でも特に高い専門性を発揮する私たちは、“海の東洋”と称されるほどの存在感を放っています。
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マリコンの象徴ともいえるのが海洋土木工事で活躍する作業船です。海底の土砂を掘り上げて水深を深くする浚渫船、土砂を運搬する土運船、ケーソンなどの吊り上げを行う起重機船など、さまざまな作業船が必要とされます。
東洋建設では、現在10隻もの作業船を保有していますが、建造からメンテナンス、改修までを自社の社員が携わることができるのも特徴です。昨今では作業船へのICT技術導入も急速に進んでおり、ソフトウェアの開発も実は自社内にて行っています。船が好きな方、機械や電気専攻の方にとっても、東洋建設はやりがいをもって働ける会社です。
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東洋建設の海洋土木工事のノウハウは、国内だけでなく海外にも活躍の場を広げています。フィリピン、ケニアなどの新興国において、コンテナターミナルなどの港湾整備、防災のための河川改修などODA案件を中心に事業を展開しています。特にフィリピンでは約50年前から現地化を推進し、日系シェア1位を誇っており、海洋土木だけでなく、民間建築工事の受注も拡大しています。こうしたローカル化のノウハウを他国にも展開し、今後海外事業を更に拡大していきます。
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建設現場における進捗管理の効率化や省人化は大きなテーマ。東洋建設では、国土交通省採択の「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」の取り組みとして、BIMモデルと自律飛行型ドローンを活用した新しい施工管理手法に挑戦しています。建設現場における巡回ルートと撮影ポイントを予め指定し、ドローンを離陸から撮影、帰着までを自律飛行させるもので、現場特有の暗い環境や夜間、施工中の障害物回避、複数階移動も問題なくクリアしました。BIMモデルと組み合わせることで、今後の施工管理の在り方は劇的に変化しそうです。
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カーボンニュートラル実現に向け期待されるのが洋上風力発電です。海洋土木を強みとする東洋建設は、風車を洋上で固定する土台工事のフィールドで強みを発揮し次なる成長ドライバーとすべく、本格的な事業参入に向けて技術開発を進めています。風や波、海の深さなど陸上とは異なる海象条件のもと安定した土台をどのように構築するか。私たちは、「着床式」「浮体式」と呼ばれる二つの技術双方に対応するべく、商用化に向けた実験を進めています。また、国内最大のケーブル敷設船の建造も開始し、多様なポジションから洋上風力に参入し、カーボンニュートラル実現の担い手を目指します。
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急峻かつ狭隘(きょうあい)な地形の多い日本では、毎年のように台風や豪雨による災害が発生しています。また、巨大地震や津波の発生など自然災害への備えは喫緊の課題といえます。東洋建設は、国民の安全・安心を守るためのインフラ整備は建設業の社会的使命と捉え、「日本の沿岸を自然災害から守る」ことに関してどこにも負けない技術力とノウハウを蓄積してきました。災害復旧時には私たちの技術が必要とされることも多く、阪神・淡路大震災、東日本大震災では復旧・復興に貢献しました。今後も、防災・減災、復旧に関する技術開発を進めていきます。
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新しい時代においても“技術の東洋”であるために、DXへの取り組みを加速しています。「TOYO DXビジョン “技術の東洋”をデジタルに」では、顧客体験の創造、生産性の飛躍的向上、見える化の推進、サステナビリティへの貢献を掲げ、オープンイノベーション、産学官連携、同業他社連携などを通じ、具体的な取り組みがはじまっています。メタバース/デジタルツインを活用した体験型空間デザイン、作業船の自動化・自立化、遠隔施工管理、BIM/CIMモデルによる設計施工検討システム開発など、新たなチャレンジで現場の変革を進めていきます。