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マニラの河川改修工事の現場で、
ローカルスタッフと共に、現場をサポートする。

Interviews
Junichi Fujita

明日をつくる
社員たち

藤田 潤一

  • 事務
  • 海外

国際支店 マニラ営業所 CP2作業所
2016年入社
国際ビジネスコース専攻修了(英国大学院)

Question 01
なぜ、
東洋建設を選んだ?

幼い頃に英国で生活した経験があり、大学院も英国に留学しました。そうした背景から、将来は自分も海外で働きたいと自然に考えていました。中でも規模の大きなインフラ事業に興味を持ち、知人からの紹介で知ったのが東洋建設でした。面接時に海外赴任経験のある方からも話しを聞くことができ、海外での仕事は一つの会社を経営するような仕事であること、また手掛ける工事などのスケールの大きさにも魅力を感じました。こうしたことから海外赴任を目標に入社を決めました。

Question 02
これまでどんな現場で
仕事をしてきましたか?

入社後北陸支店に配属となり、総務として支店運営や現場事務の経験を積ませてもらいました。総務としてどれだけ現場に寄り添って仕事を進めることができるかを常に考えて仕事をするよう、当時の上司に徹底的に教わりました。その後、国際支店を経て、念願の海外赴任が叶い、フィリピンで現場事務として海外プロジェクトに携わってきました。初めに携わったのは、ミンダナオ島にあるカガヤン・デ・オロ川での河川改修工事でした。その後、今の現場の担当となりました。

Question 03
現在の仕事と
ミッションは?

マニラ市内を流れるパッシグ・マリキナ河川改修工事の現場事務を担当しています。総務責任者として作業所の運営管理を行い、現場が滞りなく進むように支えることがミッションです。現場事務での業務は幅広く、現場の施工以外のすべてと言っても過言ではありません。経理・総務から資金管理や労務管理までをローカルスタッフと一緒に進めていきます。自分が部署の責任者であるため、さまざまな場面で自分で判断を下す必要があり、刺激的な毎日を送っています。

Question 04
これまでに
印象に残っているエピソードは?

現在携わっているプロジェクトは、マリキナ川流域の河川改修工事です。具体的には氾濫防止のための鋼矢板式護岸の整備及び流下能力を向上させるための河道浚渫(しゅんせつ)を行うことにより、周辺地区の洪水被害を低減させるのが目的です。この鋼矢板※(ハット型鋼矢板)をはじめ、建設資材は日本から輸入する契約となっているのですが、日本で仕事をしていた時には輸入の経験などはなく、当初はどのように進めるべきか想像がまったくできませんでした。隣接工区と一緒に資材を輸入することとなり、そちらを担当している先輩やマニラ営業所にいる経験豊富な上司にアドバイスをもらいながら進めていきました。1回の輸入で数千トンの建設資材を輸入するため、発注者、マニラ港、輸入業者とも綿密な調整が必要となり、何度も打ち合わせを行いました。思い通りに進まないこともありましたが、粘り強くコミュニケーションを取ることで徐々にスムーズに進められるようになり無事に輸入を完了させられました。フィリピンでの大型輸入の成功体験を得ることができたのは、自分にとっても大きな財産だと感じています。

※土砂の崩壊や水の浸入を防ぐため土中に打ち込む板杭。連続して打ち込み壁面をつくる。

Question 05
この仕事の
やりがいは?

海外勤務において、最も重要であり仕事の醍醐味と感じているのは、ローカルスタッフと一緒に業務を進めていくことです。もちろん、文化、価値観、商慣習など日本との違いは数多くあります。それらの違いを乗り越え、相互理解していくことが業務の円滑な推進には欠かせません。私が常に心掛けているのは、深く密なコミュニケーションです。相手に理解してもらうには、粘り強く話し続けるしかありません。「急がば回れ」という言葉がありますが、その言葉をまさに日々実践しています。まず自身が理解し、相手に理解してもらうことの繰り返しですが、そのコミュニケーションがローカルスタッフからの信頼に繋がっていきます。
また、私がずっとモットーとしているのが「何でも全力でやろう」の精神です。その姿勢は、ローカルスタッフにも徐々に浸透してきており、彼ら彼女たちがモチベーション高く、活き活きと働いている姿を目にすることが、今の最大のやりがいでもあります。

Question 06
将来、
どんなモノを
つくってみたい?

今回の工事は発注者であるフィリピン政府関係者から、感謝の言葉をいただくことが多く、それもやりがいの一つです。今後も、今まで培ってきたノウハウやスキルを活かし海外をフィールドに働いていきたいと思っています。現在は総務として建設工事に携わっていますが、いずれはフィリピンのみならず、新しい国の市場開拓など、営業の仕事にも挑戦してみたいです。「東洋の藤田に頼めばしっかり仕事をしてくれる」と評価される人材に成長するのが目標です。

Question 07
私が考える
東洋建設の魅力!

東洋建設は、しっかりと個を見てくれる会社ですし、きちんと評価してくれる会社です。私の入社以来の希望であった海外赴任もこうして実現することができました。私の希望や経験をしっかり評価して、ポテンシャルを見出してくれたのではないでしょうか。これは、どの社員に対しても同じで、その人が持つ個性やスキル、資質、適性などを丁寧にしっかりと把握しようとする姿勢をいつも感じています。努力さえ惜しまなければ、やりたいことを実現できる、それが東洋建設です。

Question 08
学生の皆さんへのメッセージ

海外業務は多岐に渡る業務があるため、一人ひとりの裁量の幅が大きく、「とてもおもしろく、飽きがこない」というのが本音です。語学に自信がなくても挑戦する気持ちがあれば大丈夫。海外勤務は刺激が多く、それが成長に繋がっていくことは間違いありません。プロジェクトの多くは、「その国のためになる」公共性の高いものであり、社会貢献を肌で実感できる仕事ばかりです。「海外で挑戦してみたい!」という方は、ぜひ東洋建設で一緒に仕事をしましょう。

Oneday
Schedule

  • 7:00

    出社。メール確認

  • 8:00

    ローカルスタッフと打ち合わせ

  • 9:00

    外出

  • 10:00

    発注者と契約関連の打ち合わせ

  • 12:00

    帰社後、昼食

  • 13:00

    モンバサ作業所(ケニア)職員、輸出入関連業者と打ち合わせ

  • 15:00

    国際支店(日本)と打ち合わせ

  • 18:00

    退社

Column

家族と過ごす時間が増えるのが、海外勤務ならではの魅力です。

現在は家族と一緒に赴任しているため、休日は家族と過ごす時間が増えました。マニラには週末になると公園でマーケットが開かれ、新鮮な食料品などを買うことができます。公園で子どもと遊び汗を流したあとに、マーケットで売っているココナッツをその場で開けて一緒に飲むのが最高です。学生の頃からスポーツをしていましたが、今はゴルフにすっかりのめり込んでいます。スコアが伸ばせるようにジムにも行くようにしています。

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