Entry & My Page

育児休暇を経て、施工現場に復帰。
将来は「海洋土木」に挑戦したい。

Interviews
Chisato Ota

明日をつくる
社員たち

太田 知里

  • 土木
  • 施工管理

関東支店 土木部
2020年入社
工学部 社会システム土木系学科卒

Question 01
なぜ、
東洋建設を選んだ?

インターンシップへの参加を考えていた際、教授から紹介されたのが東洋建設でした。インターンシップでは先輩方に大変お世話になり、とても優しく親切な人が多い印象を受けました。また、埋め立て地の水を排出して盛土をする「プラスティクドレーン」の工事現場も見学させてもらい、そのスケールの大きさに感動したことを覚えています。また、大学で専攻していた土木をもっと究めたい思いもあり、ゼネコンの中でも建築より土木の事業規模が大きい東洋建設に魅力を感じ、入社を決めました。

Question 02
これまでどんな現場で
仕事をしてきましたか?

最初の現場は中川護岸耐震補強工事で、東京都内の河川工事に携わることができました。一級河川の中川において、震災時に発生が想定される液状化現象に対する耐震補強工事を目的として、地盤改良工事と遊歩道の基礎を構築する仕事でした。初めての現場で戸惑うこともありましたが、モノづくりの楽しさも実感できましたね。約1年半この現場で工事に携わった後、1年間の育児休暇を取得しました。職場復帰後、現在まで東京国際空港東側貨物地区共同溝改良工事の施工管理を担当しています。

Question 03
現在の仕事と
ミッションは?

現在担当している東京国際空港(羽田空港)の共同溝築造工事は、現在計画されている空港アクセス鉄道新線を開通させるにあたって、既設の共同溝が干渉してしまうことから、既設共同溝の一部を支障とならない位置に切り回す工事です。空港内の制限区域内から制限区域外にするためのフェンス製作、埋設管の移設、さまざまな地盤改良、道路の拡幅工事など多岐にわたる工種を担当しています。共同溝の新設によって、羽田空港とJR田町駅付近を連結する新たな鉄道インフラ開発を側面からサポートすることがミッションと言えるかもしれません。

Question 04
これまでに
印象に残っているエピソードは?

私はこれまで2件の現場しか経験がありませんが、いずれの現場も印象深いものがあります。最初の現場は中川という河川の護岸耐震補強工事で、地盤改良は「深層混合処理工法」を採用していました。これは、セメント系の固化材と水を混ぜたものと原地盤を混合撹拌し、柱状の改良体を土中に施工するものでした。潮位に応じて打設箇所が決まり、また満潮時には土運船が運行できないなど、潮位に大きく影響を受ける工事であり、土木が自然相手の仕事であることを改めて実感しました。また遊歩道の基礎構築では、河川のカーブに沿って鋼管矢板※を2本おきに測量して打設し、正確な測量が求められました。打設した鋼管矢板の数は全部で211本。打設完了後、護岸に沿って綺麗に並んだ鋼管矢板を見て、私が測量した結果なんだなと達成感とやりがいを感じました。現在の現場は、共同溝の築造に取り掛かるまで多くの工種がありましたが、その経験は貴重な成長の機会になっていると感じています。

※鋼管に継手を溶接したもの。高い強度とねばり強さをもつことから、岸壁や護岸工事などに用いられる

Question 05
この仕事の
やりがいは?

最初の現場では鋼管矢板、今の現場では鋼矢板の打設を担当しましたが、自分の測量をもとに構造物がカタチになっていくことにやりがいを感じています。モノづくりの現場は、日々刻々と目に見えて変化していきますが、モノが出来上がっていくこと、それが多くの人の利便性や快適性に繋がっていくことにもやりがいを感じます。
そして、そのようなやりがいを得るためにも大切なのが、何より現場をスムーズに動かすことです。そのためには協力会社の職人さんたちとの関係性は極めて重要です。なぜなら実際にモノをつくるのは職人さんたちですから、職人さんがやりやすいように、前向きに仕事に取り組んでもらえるような職場環境を整えるのも自身の役割だと思っています。元気いっぱいの挨拶に加え、自分の伝えたいことを伝え、相手の考えや意見を理解するコミュニケーションスキルを養っていきたいと考えています。

Question 06
将来、
どんなモノを
つくってみたい?

東洋建設の強みである「海洋土木」の魅力の一つに、規模・スケールの大きさがあります。鳥取・堺港でケーソンの工事現場を見たことがありますが、作業船も使用されるクレーンもとても大きく圧倒されました。また、海洋土木は気象条件にも大きく左右されます。陸上土木以上に自然を相手に工事を進めていく必要があり、その点にも仕事の難しさと面白さがありますね。将来は海洋土木を担当し、海を相手に仕事をしたいと思っています。

Question 07
私が考える
東洋建設の魅力!

私は1年間の産前産後休暇・育児休暇を取得して施工管理として現場に復帰しました。東洋建設では時短勤務をはじめとしたさまざまな制度が充実していることに加え、私のような働き方に理解のある人がとても多いと感じています。子どものお迎えや発熱の対応など、突発的なことがあっても、理解して仕事を引き継いでくださいます。子育てをしながら現場で働くのは難しいのではとも思っていましたが、会社や一緒に働く仲間、夫の理解と協力のおかげでスムーズに両立できています。このスタイルを続けていずれ女性所長となって、私に続く女性社員のロールモデルになれれば嬉しいですね。

Question 08
学生の皆さんへのメッセージ

現場で活躍する女性技術社員も大変増えてきました。東洋建設では「どぼジョブワーキンググループ」で年に一回、女性技術職員が集まり、ライフイベントや現場の環境改善に向けて意見を出し合う意見交換会を行っています。女性技術職員それぞれが、持てる力を最大限発揮できるようにするための主体的な取り組みです。ゼネコンへの就職を考えている技術系の女子学生の皆さん、モノづくりの現場に興味のある方、ぜひ一緒に働きましょう。

Oneday
Schedule

  • 7:30

    出社

  • 8:00

    朝礼

  • 9:00

    現場写真の撮影

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    昼礼・打ち合わせ

  • 14:00

    測量を実施

  • 17:00

    現場作業終了

  • 18:00

    打ち合わせ、書類作成

  • 18:30

    退社

Column

娘のために趣味の手芸をする時間が幸せです!

私は地方の出身で、就職とともに上京しました。遊びに行く施設がとても多く、まだまだ目新しく行ってみたい場所・施設がたくさんあります。だから休みの日は、2歳になる娘と夫、家族三人で出かけることが多いですね。また個人的には、昔から手芸が趣味。フェルトでマスコットなどをよく作っていました。今は娘のためにマフラーを編んでいます。

Page Top