技術・ソリューション

機械式捨石均し工法

「機械式捨石均し工法」は、防波堤や護岸の基礎となる捨石マウンドを、大水深(-30mまで)において、高精度(±5㎝)で大量急速施工が可能な工法です。均し機が3本の脚で海底の捨石の上に着座し、起振機を内蔵したタンパによりマウンド面を均し、締固め作業をスピーディに施工します。

機械式捨石均し工法

特徴

  • -30mまでの水深に対応できます。
  • 標準均し面積は、約130㎡/日(荒均し)と大量、急速施工が可能です。
  • 波の動揺緩衝装置があるため、船体の動揺に影響されず施工が可能です。
  • 起振機を内蔵したタンパの上下振動によって均すため、平坦で強固な捨石マウンドが形成できます。また、すべての計測データを集め、専用母船上で遠隔操作を行うため、高精度の施工管理が可能です。
  • 母船上での遠隔操作によって均し作業を行うため、高圧下での潜水士による作業がなくなり、安全性が飛躍的に向上します。