技術・ソリューション
超大型動的三軸試験装置
構造物機能が高度化・複雑化する現在、防災上の観点から地震時における砂礫地盤の詳細な設計情報の集積が求められています。「超大型動的三軸試験装置」は、砂礫などの粒径の大きな材料についての静的・動的特性を把握するもので、繰り返し三軸試験による液状化判定から、K0圧密、任意応力経路試験にも対応可能です。軸力および側圧を適切に制御にすることによって、材料が受ける様々な応力経路を再現して試験を実施し、設計施工に活用しています。
特徴
- 静的は勿論、動的繰返し試験ができます。
- 飽和土、不飽和土いずれも適用可能です。
- N値測定、多成分コーン貫入測定が可能なように、中空ピストンを採用しています。
- LDTにより鉛直・側方の微小ひずみが測定可能です。
- 軸ひずみ制御、軸応力制御、ストレスプルーブ試験、クリープ試験が可能です。