技術・ソリューション

東洋建設式RCS接合構法 TOYORC-S

■ 構法の特長
1.柱梁接合部内をS梁が貫通する形式で、施工性、構造性能に優れた、鋼板で接合部を被覆する「ふさぎ板形式」と、建物外面に鋼材が露出しない「せん断補強筋形式」の2種類を使い分けができます。
2.せん断補強筋の継手には、溶接のほかに施工性を向上させた重ね継手、または機械式継手を選択することもできます。
3.中間階の柱梁接合部内で柱主筋の定着長さを、従来よりも短くすることが可能。また、最上階の柱主筋の端部に機械式金物を取り付けることにより、スラブコンクリート厚さ内に柱筋を納めることができます。

■適用範囲
RCS接合構法を改良することで、上部工躯体費で最大3%のコストダウンが可能であり、自由度の高い設計を活かすことで、物流倉庫・ショッピングセンターなどに適しています。

東洋建設式RCS接合構法 TOYORC-S

特徴

  • 従来の鉄骨造に比べ、3~5%程度の躯体のコストダウンが可能です。
  • パネルゾーンをプレキャスト化することにより、従来のRCS 構造に比べ、躯体工期の短縮が可能です。