技術・ソリューション

汚染土壌の固化・不溶化技術

重金属などで汚染された土壌の措置として、不溶化埋め戻し措置があります。この措置は、掘削した汚染土壌に不溶化剤を混合・攪拌して不溶化し、原位置に埋め戻すものです。適切な混合機械を採用すれば、汚染土壌に不溶化剤が均一に混合され、優れた不溶化効果を発揮します。必要に応じて固化剤を混合することで、固化効果を期待することもできます。
東洋建設は、掘削した汚染土壌を独自の連続土砂改良装置により、短時間に効率的に固化・不溶化処理するシステム(デイコンシステムとタフコンシステム)を保有しています。

汚染土壌の固化・不溶化技術

固化・不溶化状況(タフコンシステム)

デイコンシステム処理機構概念図

タフコンシステム処理機構概念図

特徴

  • 不溶化剤などを汚染土壌に均一に混合でき、短時間で固化・不溶化処理が行えます。
  • タフコンシステムは練り返し機能を備えており、固結した土塊の解泥ができます。
  • 攪拌強度および混合時間が調整でき、確実かつ効率的に混合できます。
  • 100m3/hの大容量システムから8m3/hの小型システムまでラインアップされています。