技術・ソリューション
深層混合処理工法 DCM工法
「DCM工法」は、自然による堆積や埋め立てにより形成された軟弱土層と硬化材をそのままの位置(現位置)で混合し、化学的に固化させて軟弱地盤を改良する工法です。硬化材をプラントでスラリー状にし、圧送ポンプで機械先端の攪拌部に送り、対象範囲の土層全般を所定の均一な強度にする一連の技術をシステム化したもので、水上・陸上いずれの施工も可能です。
東洋建設では、DCM工法の専用船を3隻保有し、多くの施工実績を有しています。
特徴
- 対象地盤の土質に応じて、硬化材の添加率を変えることによって所定の改良強度が得られます。
- 載荷にともなう改良地盤の変形は極めて少なく、構造物に与える影響は微少です。
- あらゆる軟弱地盤の改良に適用できます。
- 海水汚濁や二次公害の心配が少なく、低振動・低騒音です。
- 現地軟弱土を処理して活用するので、資源をムダにしません。