技術・ソリューション

クレーンカメラ映像検知システム

通常のクレーン作業は、操縦者が合図者の指示に従って吊り上げ・吊り下ろし等の操作を行いますが、作業場所の環境によってはクレーン操縦者が吊り下ろし場所を直接目視確認出来ない場合があります。当システムは、クレーンブーム先端にクレーンカメラを設置し、カメラ映像から画像認識技術により作業員を検出し、クレーン操縦者に吊り荷付近へ作業員が近づいたことを通知するシステムであり、これまで以上に安全なクレーン作業を確保するものです。

クレーンカメラ映像検知システム

特徴

  • クレーン操縦者が吊り下ろし場所を直接目視確認出来ない場合、テレビモニターを通して目視できます。
  • 対象物のモデル(色)を登録することで、作業員を同時に複数人検出・追尾することができます。
  • 設定したエリア内に作業員が侵入したことを検知すると、モニターに赤色の枠が表示されるとともに、警告灯が点灯し、クレーン操縦者に危険を伝えます。
  • カメラの設置位置、向き、焦点距離が変更されても作業員を検出することが可能であり、これまで以上に安全なクレーン作業を確保することができます。