技術・ソリューション - 建築技術

CELBIC(環境配慮型コンクリート)

CELBICとは

CELBIC(セルビック)は、建築コンクリート構造物に求められる所要の品質を確保しつつ、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量を削減する環境配慮型コンクリートで、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)に適合するコンクリートとして建築主事等の判断のもとで建築物に適用できます。

東洋建設は、地球温暖化防止に貢献できるCELBICの積極的な採用をご提案します。

CELBICとは

※1)CELBICは、CELBIC研究会(長谷工コーポレーション、青木あすなろ建設、浅沼組、安藤ハザマ、奥村組、熊谷組、鴻池組、五洋建設、錢高組、鉄建建設、東急建設、東洋建設、矢作建設の13社で構成)にて開発した環境配慮型コンクリートです。製造・出荷および施工はCELBIC研究会への構成会社のみ対応可能です。

※2)CELBICの性能については、(一財)日本建築総合試験所より建設材料技術性能証明(GBRC 材料証明 第20-04号)を取得しています。

特長

  • 普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートに比べて、同一強度におけるCO2排出量を9~63%削減することができます。
  • 高炉スラグ微粉末の使用率の範囲が広いため、各構造部位に求められる性能を満たすコンクリートを提供することが可能です。
  • 一般に流通している高炉スラグ微粉末を使用するため、複数のサイロを必要とせず、A種クラスからC種クラスのコンクリートを製造することができます。
  • 生コン工場の標準配合を利用しますので、簡便な調合設計が可能です。
特長

CELBICの呼び名と適用部位・部材

CELBICの呼び名と適用部位・部材

CELBICの適用範囲

CELBICの適用範囲
CELBICの適用範囲1
CELBICの呼び強度とスランプの組合せ
CELBICの適用範囲2

レディーミクストコンクリート工場の選定の流れ

レディーミクストコンクリート工場の選定の流れ

CELBICの適用のイメージ

CELBICは各種類を使い分けることで、地上部位から地下部位まで広く適用できるため、マンション・事務所・物流倉庫など様々な建築物への採用が可能です。

CELBICの適用のイメージ