技術・ソリューション - 建築技術

免震構法 TOSI

従来の耐震建物は地震の揺れが地面から直接伝わり建物が大きく揺れます。免震建物は免震装置が地震の揺れを吸収することで、建物の揺れをわずかにすることができます。

東洋建設免震構法(TOSI)は(財)日本建築センターの免震構造研究委員会(JSSI)において、設計方法、施工方法、耐久性、維持管理について技術審査を受け、高い信頼性が確認されています。

特徴

  • 高減衰積層ゴムおよび鉛入り積層ゴムは、「鋼板(硬い)」と「ゴム(柔らかい)」が交互に重なっています。「鋼板の硬さ」によって重い建物を支え、「ゴムの柔らかさ」により地震時の水平方向の揺れが建物に伝わらないようにします。
  • 積層ゴムのゆっくりとした揺れは、地震がおさまっても元の位置に戻るのに時間がかかるためダンパーを併用して調整します。
  • 免震の効果を観測により検証しています。

施工実績

  • ●(1998年)サンクタス代々木(東京都)
  • ●(2013年)紀の川市新庁舎(和歌山県)
  • ●(1999年)グエル淵野辺(神奈川県)
  • ●(2013年)リコーロジスティック㈱宮城物流センター(宮城県)
  • ●(2008年)エスポワール綾瀬(東京都)
  • ●(2016年)岡山市北消防署(岡山県)
  • ●(2012年)大分大学救急救命センター(大分県)
  • ●(2017年)国立病院機構岩手病院病棟(岩手県)
  • ●(2012年)東雲レジデンシャルタワー(東京都)
  • ●(2019年)新宮庁舎(和歌山県)