- TOYO HISTORY
- LANGUAGE
東洋建設株式会社(社長 武澤 恭司)は、6月13日に「2019年度 土木施工技術研究発表会」を開催しました。
冒頭、鷹嶋土木部長から「現場にいると、プレゼンテーションをする機会が少ないと思うので、発表者の皆さんにはぜひともこの機会を楽しんでいただきたい」と挨拶があり、総勢11名が30分の持ち時間で、担当現場での施工上の問題点の対策や品質向上策などを発表しました。
その結果、最優秀賞には四国支店の石川智博氏が発表した「JR営業線の早期再開に向けた被災橋梁の復旧」が、優秀賞には、関東支店の坂田哲教氏の「ICT技術と施工CIMを活用した上部工の施工」と東北支店の小松勇気氏の「防潮堤基礎鋼管杭打設におけるCRID-DPR工法の採用」がそれぞれ選ばれ、7月3日に行われる当社創立記念式典で表彰されることとなりました。
最優秀賞を受賞した石川氏の発表は、平成30年7月豪雨で被災したJR四国予讃線財田川橋梁の復旧工事において、出水期河川内作業、営業線近接作業など多くの制約条件の中、安全かつ短期間に応急復旧、本復旧を完了させた当社の現場技術力が発揮された点が評価されました。
最後に、大林土木事業本部長より「半世紀近くにわたり発表会を行っているが、その間に蓄積された技術は当社の貴重な財産になっている。特に若手職員にとっては良い経験の場であり、必ず今後の現場業務に役立つはずである。これからも一層研鑽に励んでほしい」と話され、発表会は閉会しました。
当社の土木技術研究発表会は今回で48回となりました。今後もこの発表会を通じて若手技術者の能力向上を図るとともに、得られた知見を水平展開することで、一層の技術力アップを目指してまいります。
お問合せ先 東洋建設株式会社
広報部
TEl:03-6361-2691