- TOYO HISTORY
- LANGUAGE
東洋建設株式会社(社長 武澤 恭司)は、2023年6月1日に本社(千代田区神田神保町1-105)会議室において、「2023年度 建築施工技術研究発表会」をGoogle Meetを利用したハイブリット形式で開催しました。
当日は全国8支店で選考された代表者9名による技術研究発表と、土木事業本部、美浦研究所から2件の特別発表がありました。さらに各支店および各作業所へリモート聴講の案内を配信し、より多くの方が聴講できるようにしました。発表当日は最大で77件の同時アクセスがあり、100名を超える聴講がありました。発表者は2022年度に担当した現場で実施した施工上の効率化や品質向上策、工期短縮への取り組みなどの事例を15分以内で発表しました。
冒頭、平田取締役執行役員副社長建築事業本部長は「昨今、竣工式でお褒めに与ることが非常に多くなってきたが、これこそが一番の営業となる。今後も安全・品質を重視し、顧客に喜ばれる現場運営を継続していただきたい」と挨拶しました。
最優秀賞には、関東建築支店の新崎 英樹氏が発表した「学校施設での積極的なディテール提案と展開」が、優秀賞には、同じく関東建築支店の渡邉 早織氏の「狭小地での劇場建築施工の留意点」と、四国支店の徳永 真大氏の「営業する宿泊施設での解体、新築の現場管理」がそれぞれ選ばれました。そして、国際支店 光吉 力氏の『施工BIMの完遂およびPCa化による工程短縮』が審査員特別賞として選定されました。
新崎氏の発表内容は、「設計施工で高い顧客評価を得て、大学校舎を完成させたことは大きな実績であり、加えてコストコントロールを行いながら、顧客の視点に立って配慮された多くの「こだわり」は高く評価できる。見学会や勉強会、BIMの実証実験など人材育成や技術向上にも寄与いただいた」として最優秀賞の栄誉に輝きました。
最後に、酒井建築部長は「昨年度、建築の売上高は668億円となり1998年度以降25年間で最大の売上高となった。これもひとえに各作業所の方々が様々な工夫を重ね、多くの難関を乗り越えていただいたことがよくわかる発表会であった」と閉会挨拶があり、発表会を終えました。
建築施工技術研究発表会は今回で30回目となりました。若手職員の技術力向上、ひいては当社の企業価値向上のため、今後も研鑽に励んでまいります。

平田本部長の挨拶

酒井建築部長による講評

最優秀賞の新崎 英樹氏

左から 川島要一専務執行役員、国際支店 光吉 力氏、四国支店 徳永 真大氏、関東建築支店 新崎 英樹氏、関東建築支店 渡邉 早織氏、平田浩美取締役執行役員副社長建築事業本部長

新崎氏の発表中画面
問い合わせ先
東洋建設株式会社
経営管理本部広報部
電話 03-6361-2691