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東洋建設株式会社(代表取締役社長 大林東壽)は、5月31日(金)に『2024年度 建築施工技術研究発表会』を東京本社(千代田区神田神保町1-105)にて、本社会場とリモート参加によるハイブリット形式で開催しました。全国6つの本支店から選考された代表者7名による技術研究発表と、総合技術研究所による特別発表を行いました。
冒頭、平田浩美(建築事業本部長)が「事前に資料を拝見したが、本日の発表のために忙しい業務の中で、入念に準備をしてきたことが伺える。発表する施工技術の研究成果を全国に展開することが建築事業の収益の基盤になる」と開会挨拶を行いました。
発表は、「省力化の事例」、「難易度が高い曲線建物の精度管理」、「食品工場の工夫や維持管理」、「工場の省エネ検証」、「PCaPC造×免震における工夫」など多くの事例が紹介され、活発な質疑応答が行われました。
各発表後の審査により、『食品工場の建物維持管理を考慮した施工提案』(新井純 関東建築支店)が最優秀賞に輝きました。
また、優秀賞は『PCaPC造×免震 次につなげる建物と資料』(野尻連太朗 関東建築支店)と『工程管理にゆとりを生み出す省力化事例』(高野桂一 北陸支店)が受賞。さらに今年は接戦の為、特別賞を2件に増やし『冷凍食品工場施工における検証と再考』(山村真太郎 名古屋支店)と『工期短縮・労務削減を目指した挑戦』(吉持雄登 大阪本店)が選出されました。
酒井彰(建築部長)からは「最優秀賞は、規模と難易度ともに東洋建設を代表する工事である。食品工場の課題である結露と使用者の快適性に配慮した事例なので、水平展開を期待したい」との講評がありました。
最後に、登坂章(建築事業副本部長)が「我が社を代表するセグメントの発表が多くあった。顧客のニーズを捉えた上で、コスト意識をもって、納期内に造るという意思を強く感じた。今後はDXを活用して広く社内に展開して欲しい」と挨拶を行い、閉会しました。
建築施工技術研究発表会は今回が31回目の開催となりました。若手職員の技術力向上、ひいては当社の企業価値向上のため、今後も研鑽に励んでまいります。

平田浩美(建築事業本部長)の開会挨拶

酒井彰(建築部長)の講評

登坂章(建築事業副本部長)の閉会挨拶

新井純(最優秀賞)へのトロフィ授与

各受賞者との記念撮影