トピックス

フィリピン共和国パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)を受注

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員COO:中村 龍由)と、カナデビア株式会社(旧 日立造船株式会社)(代表取締役 取締役社長兼COO:桑原 道)および株式会社IHIインフラ建設(代表取締役社長:森内 昭)で構成する共同企業体(JV)は、フィリピン共和国公共事業道路省が発注するパッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)の「パッケージ1」工区を受注しました。
 

 当社および当社が幹事会社を務めるJVにて施工中の「パッケージ2」工区および「パッケージ3」工区に続き、隣接する工区の受注となります。今回のJV受注総額は約280億円で、日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)のうち、本邦技術活用条件(STEP)として実施されます。

(詳細につきましては、2024年6月20日付け当社リリース、「フィリピン共和国パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)の受注内定」をご参照ください。)

 

 当社は、自然災害が多い国の一つであるフィリピン共和国に1973年に進出して以来、様々な事業に参画しています。大規模な河川工事分野では、アグノ川流域緊急復旧工事(ルソン島中部)、オルモック市洪水対策工事(レイテ島)、ラオアグ川治水・防砂工事(ルソン島北部)、パッシグ・マリキナ河川改修工事フェーズⅡ、フェーズⅢ(マニラ首都圏)、カガヤンデオロ洪水対策工事(ミンダナオ島北部)等、数多くの施工実績を積上げてまいりました。


 半世紀を超えるフィリピンでの事業は、当社にとってかけがえのない財産です。これからも地域に根差した事業展開を進め、当社の保有する技術の移転や人財育成などを行い、同国の社会・経済発展に寄与してまいります。

 

お問合せ先
東洋建設株式会社
国際支店営業部
電話 03-6361-5481