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入社3年目職員対象の「危険体感教育」を実施しました

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員COO:中村 龍由)は、11月20日(水)と21日(木)に「危険体感教育」を総合研究所(美浦研究所、茨城県稲敷郡)で開催しました。入社3年目の当社施工職員とグループ会社の株式会社トマックの若手職員が、各一日ずつ参加しました。

 

 「危険体感教育」の目的は、職員一人ひとりの危険に対する感受性を高めて、作業中に生じる危険を肌で感じて安全に配慮した行動をとり、危険予知に関する能力を高め、不安全な状態や不安全な行動から発生する労働災害の防止を目指すために行うものです。

 

 危険体感教育は、本社安全環境部顧問による安全講話から始まり、毎日無事に作業を終えることの重要性を学びました。その後、座学と実技、体験を組み合わせた研修を行いました。

 

 屋内では、耐切創手袋の安全性や感電体験を実施し、身近な作業においても安全意識が必要であることを再認識しました。
 屋外では、立馬転倒(見学)や墜落制止用器具での吊り下げ(見学・体験)、人形による高所からの墜落実験、ロープワーク(実技)など行いました。普段ロープワークを行わない職員も、慣れない手つきながら様々な結び方を習得していきました。特に高所からの墜落実験は命に関わる重篤災害に繋がるため、受講者はより真剣な眼差しで取り組んでいました。
 最後に、油圧ショベルを使用した旋回時の危険性実験(見学)を行い、危険体感教育は終了しました。

 

 入社3年目は基本的な技術や知識が身についてくる一方で、気の緩みが出てくる年次でもあります。このタイミングで危険体感教育を受け、「見て、聞いて、感じる」という直感的な理解を促し、危険感受性を高めることができたと思います。

 

 危険体感教育は今回が4回目の開催となりました。引き続き安全最優先で施工を行い、今後も社会の課題に寄与する企業として進化してまいります。

 

久末吉一(安全環境部顧問)による安全講話

感電体験

トラックを使用したロープワーク研修

墜落制止用器具を用いた墜落実験(人形)

油圧ショベル旋回時の危険性実験

安田正雪(美浦研究所長)による講話

 

 

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東洋建設株式会社 コーポレート部門
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電話 03-6361-2691