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東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤恭司)とGNN Machinery Japan 株式会社(代表取締役 廣藤義和)(以下「GNNMJ」という)は、国土交通省が行う「令和2年度建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(追加公募)」に応募し、試行技術の一つに選定されました。
対象技術 技術Ⅱ:データを活用して土木工事における品質管理の高度化等を図る技術
試行工事 令和元-2年度 戸原5号突堤築造外工事
※ 詳細は国土交通省のホームページでご確認ください。
https://www.mlit.go.jp/tec/tec_fr_000066.html
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001356734.pdf
当社とGNNMJは、試行工事現場において品質管理の高度化等を図る技術を実証します。主な内容は、アジテータ車にGNSS*1とプローブセンサ*2を取り付け、プラント出荷から現場到着までの運搬中の位置情報とフレッシュコンクリート性状を連続測定し、そのデータをクラウド上に伝送してリアルタイム管理を行うもので、品質管理の高度化と施工管理の省力化を両立できる技術として普及を目指しております。
GNSS*1:全球測位衛星システムのことで、Global Navigation Satellite Systemの略。カーナビなどで使用するGPSはGNNSのひとつ。
プローブセンサ*2:アジテータ車のドラム内部に取り付け、生コンクリートの圧力や温度、積載量を測定するセンサのこと。
当社では、このようなICTを活用した新技術の開発・導入に積極的に取り組んでおり、これからも建設現場の生産性向上や品質の確保・向上を目指してまいります。