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ポンプ浚渫施工管理システム「TOP SYSTEM-Auto」に「運転学習機能」を搭載しました

東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤恭司)は、ポンプ浚渫施工管理システム「TOP SYSTEM-Auto」に「運転学習機能」を搭載し、ポンプ浚渫作業の更なる効率化を図りました。

 

 「TOP SYSTEM-Auto」は、GNSSによるポンプ浚渫船の位置情報や各種センサーにより得られるカッターヘッドの位置及び深度情報をもとに、設計値に従いラダー位置を自動制御し、浚渫状況をリアルタイムで3次元アニメーション表示するものです。

 今回、このシステムにオペレーターの運転技術を学習・再現する機能を取り入れました。

 

ポンプ浚渫船

 

自動運転状況

3次元アニメーション表示

 

 「運転学習機能」は、水平方向の浚渫作業における熟練オペレーターの運転記録をもとに現地に合わせた調整を行い、様々なパターンを学習・記録させるものです。この学習結果に基づき運転を再現することで、従来の深度方向に加え、水平方向の浚渫作業の自動化を実現しました。

 浚渫作業の自動運転は、オペレーターの技量や経験に左右されず、高い精度で効率的な浚渫が可能であり、ヒューマンエラー等のミス防止にもつながります。また、オペレーターは繊細な運転操作から解放されるため、負担の軽減が図れます。

 今後は、実工事で検証を重ね、さらなる自動運転の精度向上を図ってまいります。

 

PDFはこちらでご覧いただけます

https://www.toyo-const.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/20220210.pdf

 

お問合せ先
東洋建設株式会社
土木事業本部機械部
電話 03-6361-5465