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東洋建設株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 武澤 恭司、以下「東洋建設」)と日立造船株式会社(大阪府大阪市、取締役社長兼COO:三野 禎男、以下「日立造船」)は着床式洋上風力発電施設への適用を目指すサクションバケット基礎(マルチバケット)の施工技術実証試験を今夏、実海域で実施しました。なお、本件は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の風力発電等技術研究開発(洋上風力発電等技術研究開発)「洋上風力発電低コスト施工技術開発(施工技術実証)」の助成を受け、実施しております。
本開発では東洋建設が施工、日立造船が設計・製作を担当しており、昨年度のモノバケットの実海域実証実験に続き、2022年度は15MW以上の大型風車に対応したマルチバケットの実海域実証実験を行いました。
施工性については、確実な撤去性、振動・騒音・汚濁といった環境影響が少ないことに加え、モノバケットに比べ鉛直精度をより容易に確保できることを確認できました。今後は2026年頃にサクションバケット基礎の実用化を目指します。
両社は、これからもクリーンエネルギーの普及に寄与する技術開発により、低炭素・循環型社会の実現に向けて貢献してまいります。
問い合わせ先
東洋建設株式会社
土木事業本部洋上風力部
電話 03-6361-5462
日立造船株式会社
経営企画部 広報・IRグループ
電話 06-6569-0005(大阪)
03-6404-0802(東京)