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2024年度 土木施工技術研究発表会を開催しました

 東洋建設株式会社(代表取締役 社長執行役員COO 中村龍由)は、6月13日(木)に『2024年度 土木施工技術研究発表会』を東京本社(千代田区神田神保町1-105)にて開催しました。本発表会は、本支店でも聴講出来る様に、web会議システムによる配信を行い、全国10つの本支店とグループ会社(株)トマックによる11件の技術研究を発表しました。

 

  冒頭、小倉勝利(土木技術部長)が「通常業務の中で資料作成は大変だったと思いますが、みなさんの発表を楽しみにしています」と開会挨拶を行いました。

 

  発表は、「硬質地盤においての振動対策」、「水門基礎工の施工対応」、「港岸壁改良工事」、「防波堤工事」、「ブルーカーボンへの取り組み」、「潮流発電機撤去」など多くの事例が紹介され、活発な質疑応答が行われました。

  各発表後の審査により、『施工ECIで獲得した大規模離島工事の課題と成果』(安藤 晃稀(あんどう こうき) 九州支店)が最優秀賞に輝きました。

 また、優秀賞は『岸壁改良工事における既設構造物残置の問題点と対策』(澤 龍馬(さわ りょうま) 中国支店)と『防波堤築造工事に適用した流動性を高めたコンクリートによる施工性の改善』(氏家 誠(うじいえ まこと) 関東支店)が受賞。また、特別賞として『精査積算方式による二重締切工の計画と施工』(木村 凌(きむら りょう) 四国支店)と『BIM/CIMによる「陸の東洋」への挑戦』(佐藤 翼(さとう つばさ) 名古屋支店)を選出しました。

 

 小竹康夫(総合技術研究所長)からは「どの発表もじっくり練られており、質問の受け答えも若々しく、聞いていて気持ちよかったです。研究の蓄積が未来に繋がりますので、引き続き研鑽してください」と講評しました。

 

 最後に、恩田勝(土木部長)が「発表時間は各20分でしたが、その20分に日頃の様々な努力が凝縮されていました。今回の発表に至るすべてが今後の経験になります」と挨拶し、盛況のうちに閉会しました。

 

  土木施工技術研究発表会は今回が53回目の開催となりました。得られた知識・経験とチャレンジ精神を持って、今後も社会の課題に寄与する企業として進化してまいります。

 

小倉勝利(土木技術部長)による開会挨拶

小竹康夫(総合技術研究所長)による講評

恩田勝(土木部長)による閉会挨拶

安藤晃稀(九州支店)による受賞挨拶

受賞者との記念撮影

 

 

 

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東洋建設株式会社 コーポレート部門
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