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東京湾大感謝祭2024に出展しました

 東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員COO:中村 龍由)は、9月28日(土)と29日(日)に横浜市役所アトリウムで開催された「東京湾大感謝祭2024」(公式HP:https://tokyowan-fest.com/)に出展しました。

 

 当社のブースでは昨年に引き続き、アマモ里親チャレンジワークショップを行い、多くの方々にアマモ育成セットをお持ち帰りいただきました。アマモ育苗キットは、ご家庭に持ち帰り発芽まで育てていただくものです。アマモの種は約1ヶ月で芽を出し、一定の大きさまで育成したアマモは2025年5月ごろに海に移植する予定です。

 

 海の生き物たちが産卵・生育する藻場(アマモ場)は、海域の汚濁や埋め立てが進むにつれて消滅してしまいました。しかし、アマモが水域環境においてCO2の吸収や酸素の供給等といった重要な役割を果たしていることから、当社は2001年度から全国のアマモ場再生活動を支援しています。

 

 今年は『購入者とともに学ぶJブルークレジット』をテーマにシンポジウムが開催され、金澤剛(鳴尾研究所 水工研究室長 兼 水域環境研究室長)が登壇しました。
 Jブルークレジットの創出者や購入者からの取り組み事例の紹介が行われるなかで、当社は購入者と創出者の両方の経験を持っている国内唯一の組織として招かれ、Jブルークレジットの創出と購入の取り組み拡大・活性化に寄与するよう議論に参加させていただきました。

 

 また、メタバース上で海の森を冒険し、植物や生き物を探す体験ができるコンテンツも提供し、幅広い年齢層の来場者に楽しんでいただきました。

 

 当社は海に携わるマリンコントラクターとして、今後も海域の環境保全活動に積極的に参加していく所存です。

 

メタバース体験中の来場者

シンポジウムでの発表の様子

 

*Jブルークレジットは、JBEがパリ協定の発効に伴い、ブルーカーボン生態系のCO2吸収源としての役割及び沿岸域・海洋における気候変動緩和と気候変動適応へ向けた取組みを加速すべく、新たなカーボンクレジットとして創設されたもの。

 

Jブルークレジット発行証書の受領についての詳細は、2024年4月3日付けリリースをご参照ください。

https://www.toyo-const.co.jp/topics/generalnews-19317

 


お問合せ先
東洋建設株式会社 コーポレート部門
管理グループ 広報部
電話 03-6361-2691