私の仕事・やりがい

現在、私は港湾工事に従事しています。古くなった桟橋を撤去し新しく地震に強い桟橋を作る現場で施工管理を担当しています。技術職として当社初の女性ということで、男性社員にも負けぬよう、日々働いています。

私の担当する現場は忙しく、新人の私が足を引っ張り先輩方の邪魔になっているのではないかと思うことはしばしばあります。それでも、「これだけは他の同期には負けない」と思えることを作り、少しずつではありますが、毎日コツコツと仕事をこなしています。

まだ1年目ということもあり、担当工事は竣工を迎えておらず、その時の感動とやりがいを経験していません。しかし上司や先輩方、また竣工を迎えた同期からは、感動とやりがいは素晴らしいと聞いています。幸いなことに、今の現場の着工前から見ていて、竣工の感動は人一倍味わうことができることでしょう。その感動に見合うだけの努力をし、早く一人前になりたいと考えています。

志望者へのメッセージ

日本は海に囲まれている島国で、海とは切っても切り離せない関係にあります。

その海と強い繋がりのある海洋土木を得意としている当社に強く惹かれ、私は入社しました。土木工事は、自然が相手であり、天候に左右されるため、計画通りに仕事の進まず辛いこともありますが、自分の手掛けたものが形となって、後世に残り、社会基盤として役に立つ誇りが持てる仕事です。はじめは仕事に慣れることができず、また失敗をし、先輩に怒られることもあり、苦労するかもしれません。しかしこうして仕事をしていく内に、前よりも確実に成長している自分に気付きます。現場には、私のような女性はまだまだ少ないのですが、確実に「ドボジョ」は増えてきています。一日も早く一人前になって、この仕事に男女の差はないことを実証していきたいと思っています。