グリーンローンによる資金調達
東洋建設は、経営理念として「新しい豊かな技術で顧客と社会公共に奉仕する」ことを掲げ、社会的要請にかなった建設技術の研鑽に努め、より良質で価値ある社会基盤の構築を通じ、持続可能な社会実現に取り組んでいます。その一環として、再生可能エネルギーとして普及拡大が期待される洋上風力発電の施設建設を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するため、洋上風力事業本部※1を新設するとともに、2023年12月には、自航式ケーブル敷設船の建造を決定し、2024年5月にシンジケーション方式※2によるグリーンローンでの資金調達を行いました。
本資金調達実施にあたり、ローン・マーケット協会(LMA)の「グリーンローン原則2023」及び環境省の「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」などの諸原則に則り「グリーンローンフレームワーク」を策定しました。
諸原則との適合性については、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センターよりセカンド・パーティ・オピニオン(第三者意見)を取得しています。
※1 
2025年9月1日、今後、政府が進めるエネルギー政策やグリーン成長戦略への取組みを加速し、更なる強化を図るため、現行の「洋上風力事業本部」を「GⅩ事業本部」に改編し、洋上風力発電関連にとどまらず、海洋、海底資源の開発や海底直流送電線事業、CCSなど多岐にわたる分野を対象として事業参画に取り組みます
2025年9月1日、今後、政府が進めるエネルギー政策やグリーン成長戦略への取組みを加速し、更なる強化を図るため、現行の「洋上風力事業本部」を「GⅩ事業本部」に改編し、洋上風力発電関連にとどまらず、海洋、海底資源の開発や海底直流送電線事業、CCSなど多岐にわたる分野を対象として事業参画に取り組みます
※2 複数の金融機関が協調してシンジケート団を組成し、一つの融資契約書に基づき同一条件で融資を行う資金調達手法
グリーンローンの概要
| 契約締結日 | 2024年5月28日 | 
| 資金使途 | 自航式ケーブル敷設船の建造 | 
| 組成金額 | 200億円 | 
| 返済期限 | 2034年3月末 | 
| アレンジャー | 株式会社三菱UFJ銀行 | 
| コ・アレンジャー | 株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行 | 
| 借入実行日 | 2024年6月以降 ※実行可能期間付きタームローン | 
| 参加金融機関(50音順) | 株式会社あおぞら銀行、株式会社池田泉州銀行、株式会社静岡中央銀行、株式会社千葉銀行、株式会社徳島大正銀行、農林中央金庫、株式会社百十四銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社りそな銀行 | 
| 評価機関 | 株式会社格付投資情報センター(R&I) | 
