基本的な考え方
東洋建設グループは、行動規範において、「社会との共生」として「社会貢献活動について積極的に展開する」ことを掲げており、持続可能な社会の実現に貢献するため、本社・支店等で社会貢献活動を推進しています。
清掃活動への参加
東洋建設グループが携わる建設工事は全国各地で行われています。各地域で開催される河川や海岸の清掃活動などに、開催地近郊の支店従業員や建設作業所従業員がボランティア参加し、地域環境の美化に貢献するとともに、地域の方々との交流を深めています。
建設現場等の見学会の開催
東洋建設グループでは、人々の生活に欠かせない社会インフラを支える建設業の魅力PRや、当社グループの事業に対して関心を高めていただくための「きっかけ」作りとして、建設現場周辺にお住まいの一般の方々や、子どもから学生まで様々な年代の方々を対象に、建設現場や研究所、そして当社グループの事業の特色である海洋工事で使用する作業船の見学会を開催しています。
建設現場見学会
小学生向け体験学習イベント(美浦研究所)
「海から学ぼう東京港」の開催
東洋建設は、こども家庭庁「こどもの未来応援国民運動」に賛同しており、2023年よりこども家庭庁と一般社団法人子どもの貧困・教育支援団体協議会の協力のもと、経済的に厳しい状況に身を置く子どもたちと保護者を招待し、東京港見学会を開催しています。この見学会は、家庭の経済状況によって子どもたちが学校の外で得られる体験機会の格差解消に貢献するとともに、船に乗り海から構造物を見ることで、港湾の役割や当社の主力事業である海洋工事の仕事に興味を持ってもらうことを目的にしています。見学会では、東京港見学のほかブルーカーボン※の生態系に関する学習、そして建設工事で実際に使用されている機器を使っての就業体験を行っています。参加された親子の皆様からは、「クルージングを初めて体験できて嬉しかった」、「地球温暖化について考えることができた」「(建設現場で行う)標高などを求める測量方法を知ることができた」などの感想をいただくとともに、この活動をこれからも続けていってほしいとの声をいただいています。
海草や海藻といった海洋生態系によって海中や海底や深海に蓄積されるCO2
東京港クルージングの様子
学習イベントの様子
寄付型自動販売機の設置による子どもたちへの支援
東洋建設は、「こどもの未来応援国民運動」の一環として、本社オフィスフロア内に、寄付型自動販売機を設置しています。自動販売機での売り上げ1本につき10円が「こどもの未来応援基金」に寄付される仕組みで、全国各地で子どもたちを支援するNPO等の活動資金となります。また、会社側も自動販売機の売り上げによる寄付額と同額を「こどもの未来応援基金」に寄付を行います。寄付型自動販売機の設置に加え、毎年2月の1か月間、本社及び各支店に募金箱を設置し募金活動を行い、「こどもの未来応援基金」への支援を行っています。
アマモ場造成イベントの開催
東洋建設大阪本店では、2022年より毎年、小学生を対象にした大阪湾でのアマモ場造成イベントを開催しています。当イベントは、将来の担う子どもたちにアマモ場造成による環境保全の取り組みを体験してもらうことで、海の生態系や自然の尊さを学んでもらうことを目的としています。アマモの種子を付けた播種シートを製作したり、ブルーカーボン生態系に関する学習や、鯛の稚魚放流を体験する当イベントは、毎回参加する子どもたちや親御様から好評をいただいています。
ブルーカーボンの学習
献血活動の実施
東洋建設では、輸血用血液の安定確保に貢献するため、日本赤十字社東京都赤十字血液センターご協力のもと、本社ビルに勤務する職員を対象とする献血活動を年2回実施しています。
パラリンアートへの協賛
東洋建設は、障がい者の経済的自立と社会参加を支援する一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する「パラリンアート®」に協賛しています。
パラリンアートは、障がい者アーティストと民間企業や個人がひとつのチームとなり、障がい者アーティストによるアート作品の提供と、それに対する報酬の支払いによって、障がいを持つ方の社会参加や経済的自立を推進していく事業です。
当社は、パラリンアートに参加するアーティストが描いた作品を、建設工事現場での仮囲いへの掲示やトートバッグなどのノベルティグッズへのプリントを行い、ステークホルダーはじめ多くの皆様にパラリンアートを知っていただくよう活動しています。
作品がプリントされたトートバッグ
仮囲いへの掲示









