技術・ソリューション

捨石均しグラブバケット

捨石均しグラブバケットは、海底の基礎マウンド築造施工における捨石や被覆石の均し作業を効率的かつ安全に施工する工法です。特に水深-15mを超える場合や捨石・被覆石の法面を均す作業に効果を発揮します。
捨石均しグラブバケットの機能は、投入、不陸調整、均し、深度確認です。施工管理システムにより位置と深度を誘導し、バケットを落下させて捨石・被覆石の天端面と法面を均します。
【「捨石基礎の施工方法」(特許第6444844号)当社、(株)青山海事】

捨石均しグラブバケット

特徴

  • 800~1000kg/個の捨石及び被覆石をつかみ、捨石均しグラブバケットを法面に落下させて、重みで均すことができます。
  • 1:1.5、1:2.0、1:3.0、1:4.0、1:5.0の法面勾配に対応できます。(1:2.5対応バケットもあります)
  • GNSSから得られる座標から設計深度を計算するシステムにより、位置誘導と目標深度と施工深度の差異を確認できます。
  • 一日当たりの均し作業面積が増大することで作業効率が向上します。