技術・ソリューション

土質系遮水材 HCB-F(ハイブリット・クレイ・バリア・フライアッシュ) (港湾関連民間技術の確認審査・評価事業 認証番号15002)

HCB-F(ハイブリッドクレイバリア・フライアッシュ)は、当社が開発した石炭灰を利用した土質系遮水材です。
エネルギー戦略見直しの中で、石炭火力発電所から排出される石炭灰(フライアッシュ)等の廃棄物海面処分場の需要が増えてきています。これら廃棄物を処分するための管理型処分場を築造するには、底面や端部に多量の遮水材が必要です。HCB-Fは、石炭灰(フライアッシュ)を再利用するという新しい発想で開発されたものです。
土質系遮水材 HCB-F(ハイブリット・クレイ・バリア・フライアッシュ)   (港湾関連民間技術の確認審査・評価事業 認証番号15002)

HCB-Fの適用箇所

基本配合

土質特性

特徴

  • 材料に石炭灰(フライアッシュ)を使用するため、石炭灰の再利用ができます。
  • ベントナイトを添加して透水係数を小さくすることにより、処分場における遮水材の底面厚が薄くできます。(必要層厚50cm)
  • 汎用の機器を組み合わせてプラントとすることで、施工費の低減ができます。
  • 繊維材を混合することで靱性(粘り強さ)が強くなり、遮水部分の変形にも追随できます。
  • セメントを加えることにより、石炭灰に含まれる重金属を溶出させません。