技術・ソリューション

海上衝突防止支援システム(NETIS番号:HRK-170001-A)

作業船航行中の周辺船舶の動向は見張員による目視または船舶レーダーの画面で確認し、船長判断により避航を判断しています。周辺船舶の針路、船速及び自船との位置関係は目視では判断しづらく、避航判断の遅れは海上衝突事故につながる原因となります。海上衝突防止支援システムは作業船航行中にレーダーの外部出力信号を利用し、周辺船舶との衝突防止を支援するシステムです。自船に接近する船舶と衝突が予測される場合に避航・減速をガイダンスします。
海上衝突防止支援システム(NETIS番号:HRK-170001-A)

特徴

  • 周辺を航行する一般船舶をレーダーで捕捉し、相手船の針路、船速、自船との距離を分析し自船を中心とした位置関係を表示します。
  • もっとも接近が早い船舶と自船の針路と速力から衝突の可能性を自動で判断し、避航行動をガイダンスします。
  • 自動で避航指示を行うので、見落としや判断ミス・避航の遅れといったヒューマンエラーを防止します。
  • 相手の予測進路角度幅や相手船の進入角度に対する避航行動を現場海域の条件に応じて設定が可能です。