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五洋建設株式会社(代表取締役社長 清水 琢三)、東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤 恭司)、りんかい日産建設株式会社(代表取締役社長 前田 祐治)の3社に、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤ社、ジャヤコン社の3社を加えた共同企業体は、このほどインドネシア共和国運輸省海運総局からパティンバン港開発事業(第一期-フェーズ2)パッケージ6コンテナターミナルNo.2建設工事を受注しました。受注金額は、JVで約484億円、工期は約34ヶ月で2025年10月に竣工予定です。
当工事は、国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施されるプロジェクトです。本プロジェクトは、タンジュンプリオク港と並ぶ国際貿易拠点として、ジャカルタ首都圏東部に新たに建設され、2021年より供用が開始されたパティンバン港(コンテナターミナル、自動車ターミナル等)において、コンテナターミナルの拡張を行う工事です。
日系企業の製造拠点も多数集積するジャカルタ首都圏において、パティンバン港の開発によって首都圏の物流が一層効率化することが期待されています。
今回の有償円借款には、第一期-フェーズ1工事に引続き本邦技術活用条件(STEP)が含まれており、プロジェクトにおいて、我が国の優れた技術やノウハウを活用することにより、開発途上国への技術移転が目的とされています。当工事では、本事業の迅速な実施のための工期短縮等において優位性を持つ、埋立、地盤改良および桟橋等の工事に本邦技術を活用する予定です。
五洋建設、東洋建設ならびにりんかい日産建設は、これまでインドネシアにおいて、港湾等のODA工事、石油化学やLNG等のプラント関連工事、日系の工場建築等、数多くのプロジェクトを手掛けてまいりました。各社は、国内外で培った豊富な経験と技術力を活かして、今後も同国の更なる発展に貢献してまいります。

施工場所

工事概要