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東洋建設株式会社(代表取締役社長 武澤恭司)は、6月8日に「2023年度 土木施工技術研究発表会」をGoogle Meetを利用したハイブリット形式で開催しました。
開会にあたり、大杉土木事業本部技術営業部長より「研究・技術開発・施工現場での業務など、全ての技術のノウハウが当社の根幹である技術力といえる。この技術力で会社を発展させ、社会に奉仕することを目指していただきたい」と挨拶がありました。
その後総勢11名が各30分の持ち時間のなか、担当現場で実施した施工に関わる問題の解決事例や品質向上策、作業効率化の工夫などを発表しました。
審査の結果、九州支店の濱田 菜月氏が発表した「先行工事の課題を克服した自社船による海上深層混合処理の施工」が最優秀賞を受賞しました。また優秀賞には、東北支店 水野 健太氏の「放射性物質汚染土壌の大規模盛土工事における施工効率化」と、関東支店 上村 祐之介氏の「管理型処分場における改良地盤への鋼矢板打設時の課題と対策」が、特別賞には、大阪本店 黒滝 菜々美氏の「老朽化した鋼矢板式岸壁補修工事の問題点とその対策」が選ばれました。
小竹執行役員土木事業本部総合技術研究所長兼鳴尾研究所長より各発表の講評後、恩田土木事業本部土木部長が「施工中はわき目もふらず現場と向き合う日々だが、発表をきっかけに自らの業務を振り返り、学び直す非常にいい機会となっている。今後も若手のスキルアップのため発表会を継続していきたい」と挨拶し、閉会となりました。
最後に、最優秀賞を受賞した濱田氏は「九州支店が2連覇ということで非常に嬉しい」と感想を述べられました。
土木技術研究発表会は今回で52回目となりました。得られた知識・経験とチャレンジ精神を持って、今後も社会の課題に寄与する企業として進化してまいります。

大杉土木事業本部技術営業部長による開会挨拶

小竹執行役員土木事業本部総合技術研究所長兼鳴尾研究所長による講評

恩田土木事業本部土木部長による閉会の挨拶

左から 最優秀賞の九州支店 濱田 菜月氏、九州支店 房本土木部長

上列左から 恩田土木事業本部土木部長、大阪本店 中村土木部長、関東支店 苗木土木部長、九州支店 房本土木部長、東北支店 金子土木部長、小竹執行役員土木事業本部総合技術研究所長兼鳴尾研究所長、大杉土木事業本部技術営業部長
下列左から 大阪本店 黒滝 菜々美氏、関東支店 上村 祐之介氏、九州支店 濱田 菜月氏、東北支店 水野 健太氏
問い合わせ先
東洋建設株式会社
経営管理本部広報部
電話 03-6361-2691